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フランス最古の原発が廃炉へ 稼働43年、2号機も終了 

2020年06月30日10時04分
 【パリ共同】フランス電力(EDF)は29日深夜、国内で稼働する原発のうち最も古い東部フェッセンハイム原発の2号機の運転を終了した。地元メディアが伝えた。2月に停止した1号機と共に廃炉となり、1977年から約43年間稼働した同原発は閉鎖される。

 環境政党への支持が広がる中、マクロン政権は、経済的恩恵を失う地元の反発にもかかわらず閉鎖を断行した。フランスは依然56基が稼働する原発大国。政権は現在約70%の原発依存度を50%へ徐々に引き下げる方針を示す一方、温暖化対策として原発を有効活用すべきだとも主張し、今後の新たな閉鎖の具体的な日程は決まっていない。
【写真】 フランス東部にあるフェッセンハイム原発=29日(AP=共同)