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予算、概算要求に特別枠設けず コロナで編成柔軟化 

2020年06月29日17時54分
 政府が2021年度の予算編成の方向性を示す概算要求基準で、成長戦略などの重点政策を優遇する「特別枠」制度を取りやめる方向で検討していることが29日、分かった。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気減速をにらみ、予算編成を柔軟にするのが狙い。

 概算要求基準は、各省庁が翌年度予算で必要となる経費の見積額を財務省に提出する際のルールで、予算膨張に歯止めをかける役割がある。新型コロナへの対応で、政府は21年度予算の基準自体を簡素化して要求段階の「枠」を設けない方向で調整しており、基準次第では予算要求の膨張に拍車がかかる恐れがある。