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大阪市、紅こうじ究明専属チーム 対策本部が初会合 

2024年04月03日11時51分
 小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害で、本社のある大阪市は3日、対策本部の初会合を開いた。本部長の横山英幸市長は「被害相談が増え続け、ステージが変わってきた」と述べ、徹底的な原因究明を指示。市は食品衛生監視員ら13人でつくる専従チームを置いて被害状況の把握を急ぐとともに、国と並行して市独自に研究機関に依頼し、原因の分析を進める。

 関連が疑われる死者が5人に上り、入院も約180人と影響が拡大する状況を踏まえ、対策を強化する。会合での報告によると、市が食品衛生法に基づき同社に回収を命じた「紅麹コレステヘルプ」など3商品は、全国129自治体の約2万3千店舗に約86万個が販売されていた。管轄の保健所が商品の所在を個別に確認している。

 横山氏は会合後、武見敬三厚生労働相、自見英子消費者・食品安全担当相と東京都内でそれぞれ面会。原因究明の徹底や被害の拡大防止に努める方針を確認した。
【写真】 小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、大阪市が開いた対策本部の初会合=3日午前、大阪市役所