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草野心平の直筆書簡発見 詩人仲間宛て35通、北海道 

2021年09月15日06時59分
 カエルの視点で独特の世界を描いた作品で知られる福島県いわき市出身の詩人草野心平(1903~88年)が戦後、詩人仲間に宛てた直筆の書簡35通が15日までに、札幌市の北海道立文学館で見つかった。専門家は「草野の戦後間もない頃の書簡がまとまって見つかるのは珍しく、当時の心境が垣間見えて貴重だ」と話している。

 同文学館を運営する公益財団法人北海道文学館の平原一良理事長(74)によると、2003年に詩人長光太の遺族から寄贈された数千点の資料を調べたところ、1947~79年に札幌市の長の自宅などに宛てたはがきや封書が見つかった。今後、書簡の公開を検討するという。
【写真】 草野心平が詩人仲間に宛てた直筆の書簡