子供の習い事削減
2022年12月21日
宮崎平野の西にそびえる大森岳の秀峰が白く染まっているのが遠望できて、本格的な寒さが到来したことを実感する。この季節、温かい鍋物が恋しくなるが欠かせないのがダイコン。実にありがたい野菜だ。
野菜の価格が高騰している最近も結構安く、栄養もあってありがたさがひとしお。葉っぱから実まで全部食べられる。売っているのは葉が取ってあるから、もらったりするとうれしい。むいた皮も炒めて食べたい。ちなみに本県はダイコンの生産量が全国6位だ。
寒さが一段と身に染みる物価高はいつまで続くのだろう。住友生命が先月発表した「わが家の台所事情アンケート」によると、生活費が前年から増えたという家庭は約9割に上った。うち約6割が最も影響があった費目として食費を挙げ、水道光熱費、ガソリン代が続く。
そのため約8割が支出の削減・節約に取り組むが、うち4割超が最も削る費目として食費を上げる。一方で前年に比べ年収が「変わらない」は約6割で「減る」が1割。つまり物価上昇が賃金上昇を伴っていない状況にある。年代別に見ると「変わらない」「減る」の回答が多かったのは40代以上だ。
気になるのが子供の習い事。「家計負担軽減のために削減した」「やめた」が約4割に上る。ちなみに現在の1人当たりの費用の月平均は2万5700円。せめて子供のやる気だけは損なわないように、政府は一刻も早い物価上昇対策を講じてほしいものだ。
野菜の価格が高騰している最近も結構安く、栄養もあってありがたさがひとしお。葉っぱから実まで全部食べられる。売っているのは葉が取ってあるから、もらったりするとうれしい。むいた皮も炒めて食べたい。ちなみに本県はダイコンの生産量が全国6位だ。
寒さが一段と身に染みる物価高はいつまで続くのだろう。住友生命が先月発表した「わが家の台所事情アンケート」によると、生活費が前年から増えたという家庭は約9割に上った。うち約6割が最も影響があった費目として食費を挙げ、水道光熱費、ガソリン代が続く。
そのため約8割が支出の削減・節約に取り組むが、うち4割超が最も削る費目として食費を上げる。一方で前年に比べ年収が「変わらない」は約6割で「減る」が1割。つまり物価上昇が賃金上昇を伴っていない状況にある。年代別に見ると「変わらない」「減る」の回答が多かったのは40代以上だ。
気になるのが子供の習い事。「家計負担軽減のために削減した」「やめた」が約4割に上る。ちなみに現在の1人当たりの費用の月平均は2万5700円。せめて子供のやる気だけは損なわないように、政府は一刻も早い物価上昇対策を講じてほしいものだ。