日向灘 スロー地震活発化 「外所級」発生確率高まる 京大分析
2024年8月14日
本県で最大震度6弱を観測した8日の地震後、日向灘でスロー地震の活動が活発化していることが、京都大防災研究所宮崎観測所(宮崎市)の分析で分かった。同観測所の山下裕亮助教は、震源域のプレートが破壊されずに残った「割れ残り」がある震源域でマグニチュード(M)7級の地震が発生した場合、スロー地震との相互作用で、約360年前に本県に大きな被害をもたらした外所(とんどころ)地震級の巨大地震が発生する確率が高まっていると指摘する。
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