◎…都城市まちなか交流センターに置いてある大きな万華鏡＝写真＝が来館者の人気を集めている。のぞき込むと、反対側に立つ人の顔が放射状に六つ映り込み、写真撮影できる。

　◎…名称は「美顔万華鏡」。県産杉製の台に設置し、のぞき穴は縦５０センチ、横５８センチ。同市の理科実験講師、村上規代さん（８２）と、都城まちづくり会社、木工業のサンセラが製作した。

　◎…のぞき穴の中には非日常の世界が広がり、被写体になる人も、撮影者も思わず笑顔に。「増える笑いじわも幸せの証し」と同センターの職員は、撮影者の増加にも期待している。