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第10回宮日ジュニアソフトAクラスで初優勝した清武スパイダーズ監督 河原宏樹(かわはら・ひろき)さん

2019年12月10日
 苦しいときが多かったからこそ、喜びもひとしおだ。チーム結成12年目で、第10回宮日ジュニアソフトボールAクラスを初めて制した。「4年前まで4人しかいなかったチームが、県ナンバーワンになるとは。子どもたちの諦めない姿勢が頂点につながった」と目を細めた。

 西都市出身。小学1年から軟式野球を始め、高校まで白球を追い掛けた。「根っからの野球好き」が、ソフトボールと出会ったのは長男憲人さん(22)が小学5年の頃。「野球がしたい」という息子の願いがあって、軟式チームの立ち上げを考えた。だが、制約があったため断念せざるを得ず、円滑に物事が進むソフトボールチーム設立を思い立った。

 発足当初は戦術やルール、指導法など、野球とは異なる点も多く戸惑った。中でも投手育成には頭を悩ませ、専門のDVDを取り寄せて勉強を重ねた。それでも勝利は簡単ではなく、0―35の試合も経験。子どもたちの涙を糧に情熱を高めて指導に当たり、4年目で西日本大会に初出場を果たした。

 地道に力を付けたが、4年前にメンバー不足に陥った。存続も危ぶまれたとき、「(交流のあったチームが)練習に誘ってくれ、試合にも出してくれた。そのおかげで今がある」と、仲間に感謝を忘れない。

 長男と長女は独立し、妻さおりさん(48)と今大会の優勝投手になった次男の大和君(12)と宮崎市清武町に3人で暮らす。既に2人の孫もおり、「いずれ一緒にソフトボールがしたい」と3世代でのプレーを夢見る。46歳。

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