霧島連山・硫黄山(1310メートル)の周辺1キロ以内の立ち入り規制が3カ月余り続くえびの高原で、客足の落ち込みが深刻となっている。夏休みの書き入れ時にもかかわらず、韓国岳の主要登山道や不動池周辺の景勝地に、行楽客を呼び込めないことが大きな要因。観光関係者は安全に楽しめる名所をPRし、集客に努めるが「早期の活動終息を願うしかない」と嘆きの声も漏れる。
(全文は22日付朝刊または携帯サイトで)【写真】お盆期間中は行楽客の車や観光バスで満車になるえびの高原の駐車場。今シーズンは空きがみられ、例年のにぎわいは影を潜めた=今月11日、えびの市