火口深部、依然高温か 新燃岳本格噴火あす4年
2015年1月25日
霧島連山・新燃岳(1421メートル)で2011年1月に本格的なマグマ噴火が発生してから、26日で4年を迎える。宮崎地方気象台によると、同年9月を最後に噴火はなく、表面上は小康状態が続いているものの、火口内の奥深くは依然として高温を保っているとみられる。このため、噴火警戒レベルは「2(火口周辺規制)」のまま変わらず、火口から半径約1キロ以内の立ち入り規制も継続。昨年10月には新燃岳の約5キロ北西にある硫黄山(1310メートル)に火口周辺警報(火口周辺危険)が発表されており、同気象台は「両者の関連性は否定できず、霧島山の火山活動が活発化しているのは確かだ」と警戒を呼び掛けている。
(全文は25日付朝刊または携帯サイトで)
【写真】半径約1キロの立ち入り規制が継続されている新燃岳。奧には高千穂峰がそびえる=24日午後、えびの市
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【写真】半径約1キロの立ち入り規制が継続されている新燃岳。奧には高千穂峰がそびえる=24日午後、えびの市