10月に宮崎市で開かれる「第4回宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」(宮崎大など主催)の事前合宿は17、18日、宮崎市のコテージ・ヒムカであった。コンテスト出場を検討している県内5大学の51人が参加し、ビジネスプランの作成方法を学んだ。
初日は、全員が10秒間で自己紹介した後、互いの興味などを基に5人前後の即席チームを結成。テーマの見つけ方などビジネスプラン作成のポイントについて講義を受けた後、実際にチーム内でアイデアを出し合いプランを練り上げていった。
2日目には、集大成として各チームが堂々とプランを発表した。参加した宮崎大3年加納達哉さん(20)は「学部も価値観も違う人と協力し、刺激になった。将来に役立つ経験になった」と話していた。
同コンテストは学生の創造力やチャレンジ精神を養い、研究成果やアイデアを社会の課題解決につなげようと実施。決勝は10月9日、宮崎市民プラザ・オルブライトホールで開かれ、グランプリには賞金30万円が贈られる。
【写真】ビジネスプラン作成のため即席チームの仲間と活発にアイデアを出し合う参加者