九州ブロック商工会議所青年部連合会主催のビジネス研修事業は10日、高鍋町のホテル四季亭であった。九州・沖縄の若手経営者ら約310人が参加。講演や議論を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)と企業経営について考えた。
同連合会の役員会議と委員会に合わせ開催。冒頭、同連合会の平田将士会長や開催地の高鍋商工会議所青年部の橋本善輝会長らがあいさつ。2020年度日本商工会議所青年部会長で共立電機製作所(宮崎市)社長の米良充朝さん(46)が「SDGsが生み出す未来のビジネスモデル」と題し講演した。
米良さんはSDGsや自社の取り組みを説明。「企業は継続が大原則。今の社会環境に適応させることがわれわれにとってSDGs」「新たな事業や技術、価値観は連綿と発展的に受け継ぐ強い意志の力が生み出す」と語った。
続けて参加者によるグループディスカッションがあり、SDGsの17の目標が生むビジネスモデルについて議論した。
【写真】SDGsと企業経営について講演する米良充朝さん