串間市・串間中(松田和広校長、383人)生徒会の文化放送委員会は、市内の老人福祉施設5カ所を24日訪問し、全校生徒が作った暑中見舞いカードを贈った。
高齢者に喜んでもらおうと10年以上前から行っている。カードは色画用紙に「暑い日が続いていますが、元気に過ごしてください」など、生徒15~20人分のメッセージやイラストが添えられている。
この日は委員長の3年、和田侑真さん(14)が各施設を巡り、「これを見て全校生徒の思いが伝わればうれしいです」などと語りかけながら、利用者にカードを手渡した。
同市奈留の介護老人保健施設「長寿の里」利用者の渡邊ヤチさん(92)は「胸が熱くなった。健康に気を付けて過ごしたい」と喜んでいた。
【写真】暑中見舞いカードを高齢者へ手渡す串間中生徒