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いじめ考える夏に

フリースクール「自然楽校未来船」 門川貴信さん(54)

2012年7月25日
■努力で100%なくせる

 不登校の子どもと一緒に、毎日のようにサーフィンや魚釣り、山登りをしています。県内外から来る子どもたちの中には、学校でいじめを受けている子も多い。目いっぱい自然に触れ、少しずつ元気を取り戻しています。

 子どもにとって学校は社会のすべて-。そう思う大人や子どもは多い。でも、学校以外にも山や海、デパートなどいろんな居場所があっていい。自殺したいくらい苦しかったら、学校に行かなくていい。自分に合った場所で、信頼できる大人からゆっくり、ゆっくり学んでほしい。

 いじめられていても、必ず時が解決する。もし死にたかったら明日、明日と引き延ばしてほしい。そして生きてほしい。いつか生きていて良かったと思う日が来るから。いじめを見ている子もいるかな。止める勇気がなかったらしょうがない。でも、いつか勇気を持って、いじめられている人を助けてほしい。

 みんな「いじめ」という言葉に逃げている気がする。いじめは「虐待」「暴力」「集団暴力」「犯罪」だと思う。暴力には肉体的、精神的暴力がある。みんな「少々のいじめはいいだろう」と考えるなら、いじめはこれからもなくならない。でも、「いじめは犯罪。絶対になくす」と一人一人が努力したら、100%なくなる。そう信じている。

×    ×

 大津市の中2男子自殺問題を機に、いじめ問題への関心が高まっている。いじめられた子どもの相談に乗ってきた相談員や教育の専門家のほか、さまざまな立場の大人たちに広くメッセージを寄せてもらった。いじめを考える夏にしたい。

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