感染性胃腸炎について

2017年01月05日掲載

感染性胃腸炎は、嘔吐(おうと)や下痢を主な症状とする、ウイルスや細菌などによる感染症です。ウイルス性胃腸炎は秋から冬に流行し、主なものにノロウイルスやロタウイルスなどがあります。病原体が付着した手で口に触れることや、汚染された食物を食べることによって感染します。

【症状】
 ノロウイルスは、潜伏期間は24時間から48時間、症状は嘔吐、下痢、腹痛で、通常3日以内です。発症しても風邪のような症状だけで済む人もいます。
 ロタウイルスの潜伏期間は24時間から72時間、下痢(3〜8日間持続、白色の米のとぎ汁様の便)、嘔吐、発熱がみられます。乳幼児がかかりやすく、乳児ではけいれん、脳炎・脳症を起こす場合もあります。

【治療】〜脱水に注意〜
ウイルスに対する特効薬はありません。脱水に注意が必要(特に乳幼児・高齢者)です。嘔吐が治まったら、水分を少しずつ補給して安静にし、回復期には消化のよい食事を取りましょう。水分が少ししか取れない時には経口補水液が有用です。

●乳幼児/重症の脱水を疑う サイン
・おしっこの回数・汗の量が減る
・唇や皮膚がカサカサしている
・泣き声が弱く、ぐったりしている このような場合は早めに病院を受診しましょう。

【予防】〜手洗いが基本〜
 ロタウイルス感染症には、予防接種があります(任意接種で、対象年齢あり)。
 二次感染を防ぐには、次のことに注意しましょう。

●手洗いが大事
トイレの後や、調理・食事の前、便や嘔吐物の処理後には、石けんと流水でしっかり手を洗いましょう。タオルの共用は避けましょう。

●便や嘔吐物は正しく処理
使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用。汚物を拭い取り、0・1%次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系漂白剤を薄めて使用しても可)を含ませた布やペーパータオルなどで浸すよう拭き取ります。汚物や使用した布などは、ビニール袋に入れて処分します。処理後は手を洗いましょう。

●入浴について
下痢をしている人の入浴は最後に、お風呂につかる前にしっかり臀部(でんぶ)を洗いましょう。タオルは他の家族が使わないようにしましょう。

MEMO

感染性胃腸炎とは・・・ 嘔吐(おうと)や下痢が主な症状で、感染力が高く秋から冬にかけて流行。


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