山菜定食
長越

木城町の中心部から車で5分ほどの所に緑ののれんを掲げた民家がある。ここに手作りを守り抜く山菜料理店がある。83歳になる黒木ハツエさんが自然の恵みを食べてもらいたいと約30年前に始めた。現在は親子孫の3世代で切り盛りしている。
お薦めは山菜定食。シソの葉のおにぎりは手間暇がかかっている。収穫したシソの葉を一枚一枚洗い、だし昆布を巻いて竹の皮で包み、1年間みそ漬けにしている。口に入れるとシソの風味が口いっぱいに広がる。山菜の煮しめも味が染み込み、ゼンマイはとろけるほど柔らかい。手作りならではの優しい味わいがある。お店のもう一つの目玉は山菜ビーコー。おこわに小さく刻んだシイタケ、タケノコ、鶏ひき肉を混ぜ合わせ竹の皮で包んだもの。味が染み込んだ具をもちもちしたおこわが包み心安らぐ味わい。お薦めの一品。
店 | 長越 |
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住 | 木城町椎木3444-4 |
電 | 0983(32)2700 |
営 | 午前10時―午後6時 |
休 | 日曜日 |
P | 有り |
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。 |