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自家製豚肉を移動販売 川南・協同ファーム

(2011年10月4日付)

 口蹄疫からの復活、力強くPR―。川南町通山の養豚業協同ファーム(日高義暢代表)は、自家製銘柄豚「まるみ豚」を活用し、移動販売による6次産業化に乗り出した。生肉と、豚肉100%の特製ハンバーガーを、宮崎市など県内一円で定期的に販売する予定。長年の夢だった生産から加工、販売までを手掛け、“新生まるみ豚”を実現させた。

 協同ファームでは口蹄疫により約8千頭を失った。数年前から計画していた移動販売での6次産業化へ、保冷機能が付いた専用自動車を整え、夢が実現する矢先の不運だった。再起を懸け、昨年11月に母豚を再導入。順調に飼育が進み、今年4月に子豚が誕生し、9月には出荷を再開した。

 それに合わせ、あらためて6次産業化への取り組みにも着手。JA尾鈴の加工場を借り、枝肉処理されたまるみ豚を生肉用と加工用に商品化したり、専用車を整備し直して実現にこぎ着けた。

 初回となった9月30日は、宮崎市のボンベルタ橘ポケットパークに出店。専用車の陳列台に焼き肉やしゃぶしゃぶ、トンカツ用の生肉、加工したハンバーグを並べ、威勢良く「川南から来ました―」と復活をアピールしながら販売。買い物客らが立ち止まり、激励の声とともに商品を買い求めていた。

 今後はすでに購入しているハンバーガー調理機能が付いた専用車と2台で行商に回る予定。日高さんは「多くの協力を受け、長年の夢がかないうれしい。絶対に成功させ、頑張っている姿を見せることで支援に恩返しをしていきたい」と話していた。

 出店する場所や日時は同社ホームページhttp://marumiton.comに掲載。問い合わせは同社TEL0983(27)4180。

【写真】口蹄疫終息後、夢だった移動販売を始めた協同ファームの日高さん(左)