メッセージ

宮崎日日新聞社では宮崎県内で猛威を振るう口蹄(こうてい)疫に関するメッセージを全国の皆さんから募集しています。激励や提言など内容は問いません。感染または感染疑いが確認された農家、そして周辺の農家の心労は極限に達しつつあり、防疫作業に当たる関係者の疲労は日増しにその色を濃くしています。口蹄疫はいつ、どこで発生するか分からない家畜伝染病です。宮崎県だけではなく、全国で問題意識を共有するためにも、皆さんのメッセージをお待ちしております。住所、職業、名前、年齢を書いてお寄せください。また、紙面とホームページ掲載前にこちらから確認のお電話をいたしますので、連絡先もご記入ください。

メールアドレス:
kouteieki@the-miyanichi.co.jp

2010年07月28日付 2010年07月27日付 2010年07月25日付 2010年07月24日付 2010年07月23日付 2010年07月21日付 2010年07月20日付 2010年07月18日付 2010年07月17日付 2010年07月16日付 2010年07月13日付 2010年07月11日付 2010年07月10日付 2010年07月09日付 2010年07月07日付 2010年07月06日付 2010年07月04日付 2010年07月03日付 2010年07月02日付 2010年06月30日付 2010年06月29日付 2010年06月27日付 2010年06月26日付 2010年06月25日付 2010年06月23日付 2010年06月22日付 2010年06月20日付 2010年06月19日付 2010年06月18日付 2010年06月17日付 2010年06月16日付 2010年06月15日付 2010年06月13日付 2010年06月12日付 2010年06月11日付 2010年06月09日付 2010年06月08日付 2010年06月07日付 2010年06月06日付 2010年06月05日付 2010年06月04日付 2010年06月02日付 2010年06月01日付 2010年05月30日付 2010年05月28日付 2010年05月27日付 2010年05月26日付 2010年05月25日付 2010年05月24日付 2010年05月23日付 2010年05月22日付 2010年05月21日付 2010年05月20日付 2010年05月19日付 2010年05月18日付 2010年05月17日付 2010年05月16日付 2010年05月15日付 2010年05月14日付 2010年05月13日付

絆メッセージ

2010年07月28日付

日本中が復活に期待

女優、タレント・斉藤慶子さん(49)=小林市出身=
 ニュースを聞くたびに心が痛む思いをしてきました。非常事態宣言解除は長いトンネルを抜け、出口が見えてきた段階だと思います。きっとここからが大変で、時間、労力、精神力が必要になってくるでしょう。宮崎人は、おっとりしているように見えて、ど根性と団結力がある県民です。その底力を発揮すれば、困難もきっと乗り越えていけると思います。ここ数年、宮崎の農産物は急速にブランド力を付け、存在感を増してきたと感じます。だから全国の人が宮崎の復活に注目し、期待しています。自信と誇りを持ち、県民一丸で復興に向かってほしいですね。

希望は決して消えない

俳優・永瀬正敏さん(44)=都城市出身=
 今までの生活がことごとく変わってしまうこと、それは並大抵のことではないと思います。誰に起きてもその苦しさは変わらないでしょう。「非常事態宣言」が解除された今、これからが実は一番大変ではないかと思います。宮崎に降り注ぐ陽(ひ)の光のように、“希望”は決して消えません。僕も皆さんと、たくさんの方々の想(おも)いとともに、“素晴らしい日常”が一刻も早く取り戻せるように歩いていきたいと思います。

一日も早い安堵願う

歌手・米良美一さん(39)=西都市出身=
 県民のみなさんの憂い、そして甚大な被害に遭われた方々のやるせないご心情を想(おも)うと、本当に胸が痛みます。また、やむを得ず殺処分された、多くの動物たちの尊い生命についても、重く、深く考えさせられます。誰一人として幸せではないこの状況において、一日も早く、故郷宮崎に安堵(あんど)の笑顔が戻ってくることを切に願い、心より祈っております。

元気な宮崎取り戻そう

お笑いコンビ「響」・長友光弘さん(32)=宮崎市出身=
 東京で口蹄疫報道を見ていて、なかなか状況が分からずに心配していました。宮崎では、鳥インフルエンザや大雨、洪水による被害など、つらい出来事が立て続けに起こってきました。今回も牛や豚が約30万頭も殺処分されて悲しいですが、この悲しみは、絶対に忘れてはいけないことだと思います。元気な宮崎を、僕らの大好きなふるさとを取り戻すために、微力だけれども僕も宮崎のために頑張りますので、県民の皆さんも頑張りましょう。

解決へ忍耐と愛情を

女優・山田キヌヲさん(28)=宮崎市出身=
 宮崎出身の山田キヌヲです。そう自己紹介すると、最近は皆さん決まって「今、宮崎は大変でしょう」と言われます。宮崎が抱える問題が解決されるには長い月日と忍耐と愛情が必要だと思います。宮崎を離れて10年が過ぎ、宮崎の抱える本当の苦痛を分かち合うことは私にできないかもしれません。しかし、私の大切な故郷は宮崎です。精いっぱい夢を追いかけて、女優の道を歩んでまいります。皆さまもどうぞお力を落とさず、元気な宮崎を取り戻して下さい。

殺処分の数に衝撃

女優・工藤綾乃さん(14)=宮崎市出身=
 宮崎市・カリーノ宮崎の「プロジェクトギャラリー」で、口蹄疫の実態を伝える巨大パネルを見ました。そこに描かれているのは、牛と豚のシルエット10万頭分。この約3倍もの家畜が殺処分されたのかと思い、衝撃を受けました。口蹄疫で被害に遭われた畜産農家の方々は、大変な苦労をされていることと思います。一日も早く、明るく元気な宮崎が戻ってきてほしい。もっと宮崎を盛り上げられるよう、私も応援していきたいと思います。がんばろう宮崎!

小さいことでも力に

 口蹄疫について学校で勉強しました。口蹄疫は農家の方々だけでなく、みんなの問題です。いろいろな考えを出し合い、協力していかなくてはいけません。苦しみをみんなで分け合えば、苦しみは減るかもしれません。わたしたちの学校では、農家の方々にお金を送るためにペットボトルの改修をしています。小さいことしかできませんが、小さいことが集まれば、きっと大きくなると思います。少しでも早く復活することを願っています。=延岡市大野町、黒岩中2年(13)

知識と経験、後世へ

 民間種牛の処分について経緯を見守っていました。「種牛を失ったらもう終わり」なんて思わないでください。長い年月をかけて種牛をつくり上げた知識と目と技術と経験。それを後世へ伝えることで復興への貢献は実現できると思います。種牛を通して成長し、学ばせてもらったはずです。種牛たちへの恩に報いるためにもお互いを支え合い、認め合いながら前へ前へと進む宮崎県人でありたいものです。=都城市山之口町、主婦(42)

温かい仲間に感謝

 先日保育園に関する研究大会が埼玉、長崎県で開催されました。口蹄疫でためらいながらも参加しましたが、保育の仲間は心が広い。両会場とも本県参加者を温かく迎えてくれ、募金活動をしてくれました=写真。心優しい仲間の取り計らいに思わず涙が出ました。保育所の行事が中止になり、夏の思い出がつくれないなど、今年は園児にも我慢の年となります。苦しい畜産農家をはじめ影響を受けている方々の一日も早い立ち直りを望んでいます。=宮崎市原町、県保育連盟連合会理事長(65)

何もできず悔しい

 口蹄疫の発生によって、大切に育ててきた家畜が命を落とすことになってしまい、農家のみなさんはとてもつらく、大変な思いをされていると思います。何もできないことがとても悔しいですが、早く解決することを願っています。=北海道江別市、酪農学園大学3年(22)

また、おいしいお肉を

 父と祖父母が宮崎県で育ちました。先日、最後の牛さんが殺処分される飼い主の方をテレビでみました。おじいさんも牛さんもかわいそうで涙が出ました。祖母は「もう少しで口蹄疫問題が終わるかもしれないよ」と言っています。そうあってほしいと、わたしも家族も心から祈っています。希望を持ち続けて、おいしい牛乳やお肉を、埼玉にも送ってください。今年の夏休みは宮崎へ行けないけど、宮崎が大好きです。=埼玉県川越市、中学1年(13)

故郷の苦しみに涙

 宮崎大学獣医学科を卒業後、北海道で獣医師として働き6年目になります。大好きな故郷が苦しむ姿をニュースで知るのは非常につらく、防護服の下には同期の友人たちの顔があるのだと思うと言葉にならず、ただただ涙があふれました。獣医師でありながら故郷が苦しむ時に手伝いに行けず、胸が締め付けられる思いでした。口蹄疫が発生した地域を聞くたびに、自分のお世話になった農家や友人の農家ではないだろうかと心配し、電話をする機会も増えました。電話口から聞こえる声は、みな宮崎特有の明るさを感じさせてくれましたが、腹をくくった人の強さを感じたような気がしました。早朝から夜遅くまでワクチン接種や殺処分に明け暮れた友人たち、殺処分が決まっても草を与え続けた農家さんたち、種牛を必死で守ろうとした方々、みなさんの頑張りでようやくここまできました。再び、宮崎の畜産が日本中に誇れる日が来ますよう心から応援しております。=北海道安平町、獣医師(30)

せめて悲しみ共有したい

 宮崎市出身で現在鹿児島県に住んでいます。畜産はしていませんが祖父母の家が川南町にあり、故郷の惨状に胸が締め付けられる思いです。牛、豚、ヤギ、イノシシなど大変な数の動物が犠牲となってしまいました。ごめんなさい、と泣きながら新聞などの写真をなでています。天国で仲間たちと穏やかに過ごしていると願っています。農家の方や関係者の苦しみは、わたしにはとうてい理解できないと思います。口蹄疫のことは絶対に忘れません。せめて悲しみを共有させていただきたいです。=鹿児島県霧島市、主婦(32)

地方の問題考える一歩

 宮崎市出身です。今回地方自治体に共通する多くの問題が顕在化したように思います。集約的な畜産手法の伝染病に対するもろさ、地方自治体の危機管理能力、国家と国民の中間に位置する県という自治体の政治調整能力などです。今後国家と地域がいかなる関係を持ち、人々の生活レベルを向上させていくのかという課題解決へ向けた、つらい事例・実践例であると言えるでしょう。特に公共性の観点からはやむを得ないと理性では分かっていても、「国家の対応の硬直性と非情さ」に対する心理的不満は、国家の在り方を地域の視点から問い直す第一歩として大切にすべきです。復興が第一ですが、今回の災害がもたらした多くの不幸を将来へ向けてプラスに転じられるよう、長期的な視野に立った議論を積み重ね、宮崎県の経験が日本に住む人々の共有経験となることを願ってやみません。=京都市左京区、大学院生(30)

牛さんの帰り待つ娘

 「いつになったら牛さんたちは帰ってくるのかなあ」と、4歳の娘が毎日のように車の中でつぶやきます。保育園への送り迎えの道中にある牛舎から、ある日牛がいなくなりました。とうとうここにまで来てしまったのか…と複雑な気持ちのわたしに、娘はどうしていなくなったのかしつこく聞いてきます。残酷すぎる現実を幼い娘に伝えるために「牛さんたちね、ちょっとお空に行ってくるんだって」と言いました。「飛んでいったの? どうやって? 落ちてしまうよ」と興奮気味の娘に、「大丈夫、牛さんたちはみんな天使の羽を付けて飛んでいったから、絶対落ちてこないよ」と伝えました。娘は「じゃあ大丈夫だね。天使の羽が付いているなら落ちないし、またみんなで帰ってくるよね。お空からみんなのこと見てるんだね。待っとこうね」と言いました。農家のみなさん、多くの言葉は思いつきませんが、再建を目指して頑張ってください。いつかたくさんの牛でにぎやかさを取り戻した牛舎の前を、娘と通れる日が来るのを待っています。その時は娘の目にたくさんの「天使の羽」が見えることでしょう。 =宮崎市佐土原町、臨時職員(34)