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日向のワクチン接種農家 来週にも経営再開
(2010年9月2日付)
日向市は1日、口蹄疫ワクチン接種後に家畜を殺処分された和牛繁殖農家十数戸が、週明けにも牛を導入する見通しであることを明らかにした。県内の発生、ワクチン接種農家で最も早い経営再開となる。十数戸は延岡市で6、7日に開催する競り市で子牛を数頭ずつ購入し、一定期間経過観察した後、異常がなければ本格的に導入する。
県畜産課によると、国はワクチン接種農家が家畜を導入する場合、導入頭数や時期を家畜保健衛生所(家保)に報告するよう指示。2〜3週間、少頭を飼育して経過観察した後、家保が目視による臨床検査を行い、清浄性を確認する。
早期再開の要望を受け、県や同市、JA、延岡家保などが対応を協議。国の方針に沿えば問題ないと判断した。JAなどが1日、農家に説明をしたところ12、13人が牛を購入する意向を示したという。
競りに参加する同市東郷町の谷口峰久さん(58)は「児湯郡が経営を再開すると、牛の値段も上がるので早く買いたい。3年かけて元の状態に戻したい」と話す。
同市では牛77戸886頭、豚1戸608頭がワクチン接種、殺処分された。
県は発生農場の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」の導入を8月31日に開始したが、ワクチン接種農家は対象外となっている。
発生5市6町のうち、東児湯5町は11月1日の経営再開を目指しており、西都市は今月30日に予定。宮崎市は今月中旬にワクチン接種農家、その後に発生農家、都城市は10月初めに発生農家の経営を再開する見込み。えびの市と国富町は未定。
