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父のようなパイロットに

2016年6月4日掲載

親子2代で同期入学となった小林さん親子(右の2人)と久場さん親子=3日午前、宮崎市・航空大学校

 宮崎市赤江の航空大学校(台木一成理事長)に3日、小林創さん(24)=横浜市都筑区出身=と久場翔平さん(24)=東京都千代田区出身=が入学した。2人の父親は約40年前に同校で訓練に励んだ同期。不思議な縁で結ばれた2人は「父のような立派なパイロットを目指す」と意気込んでいる。

 創さんの父明さん(56)と翔平さんの父広一郎さん(55)は1979(昭和54)年、同校に入学。寮生活を送りながら厳しい訓練に耐え、夢を語り合った仲だった。

 82年に卒業し、同じ航空会社に就職。現在も休日にゴルフなどを楽しむ仲だが、明さんらは「お互いの息子が航空大学校を受験していたことは知らなかった」と口をそろえる。

 一方、創さんと翔平さんは小さい頃から世界中を飛び回る父の背中に憧れていた。それぞれ勤めていた銀行を辞め、就職活動中にもらった内定を辞退して共に父親の母校に入学。志願倍率8・2倍という難関を乗り越え、夢への一歩を踏み出した。

 後輩となった息子に明さんは「謙虚さと誠実さを忘れずに」、広一郎さんは「自分で判断できる優秀なパイロットを目指して」とエール。創さんは「まだスタート地点に立ったばかり。早く一人前に」、翔平さんは「父と肩を並べる優秀なパイロットになる」と目標を語った。