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宮崎の空に「光柱」輝く

2016年4月23日掲載

宮崎市で観測できたオレンジ色の「光柱」と見られる現象。下を横切るのは国際宇宙ステーション(ISS)の軌跡。写真左上が東、ISSは右から左へ移動=20日午後7時28分から47秒間撮影

 宮崎市の上空で20日午後7時半ごろから「光柱(こうちゅう)」と見られるオレンジ色の光が20分間ほど観測された。三つのぼんやりとした光が空に浮かび、間近を国際宇宙ステーション(ISS)が横切り、奇跡的な競演が見られた。

 「光柱」は上空5千~1万メートルの、小さな氷の粒でできた雲「巻積雲(けんせきぐも)」に、いさり火や街明かりが反射して見える珍しい現象。冷たい空気が入る3、4月、10月ごろに観測されることが多い。通常、柱状の光となって見えるが、今回はたまたま真下から見上げたため、丸く見えた。

 宮崎地方気象台によると同日は上空に「巻積雲」があり、何らかの光が反射したものではないかという。同時刻ごろに都城市の御池青少年自然の家で同現象を目撃した、たちばな天文台=同市高崎町=の蓑部樹生台長(70)によると「望遠鏡をセットしていて宮崎市方面の上空に薄く『光柱』が立っているのを見た。(宮崎市の写真を見て)真下からはこんなふうに見えるんですね」と興奮気味に話していた。