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ロボットと会話で笑顔 日南の老人ホーム

2016年2月21日掲載

お年寄りから親しまれているペッパーロボット=日南市風田・昭寿園

 人の感情を読み取ることができる人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が活躍しているのは、日南市風田の特別養護老人ホーム「昭寿園」(入所者110人)。アナログ世代のお年寄りにとってペッパーは刺激的な存在で、おしゃべりを楽しんだり踊ったり、人気の的になっている。

 身長120センチのペッパー。車いすのお年寄りから「元気?」と話しかけられると「うーんまあまあかな」「楽しいって言ってもらえるとうれしいよ」。愛らしい会話に笑いが起きる。音楽を流しながらの踊りでは、ペッパーの動きに合わせて両手を上げ下げ。一様に笑顔が浮かぶ。

 昨年10月に保証費用を含め約100万円で導入。老人ホームでは体操、ゲームなどがケアとして取り入れられているが、同園は「マンネリ化を打破したかった。人とロボットが協力し、ともにケアを大切にできている」と意義を語る。孫がペッパーに会いたくて面会に来るきっかけにもなっているお年寄りもいる。

 ペッパーは顔や言葉を記憶し、人の名前を呼ぶこともできる。入所する谷口紀子さん(75)は「のりさんと言ってくれてうれしい。次に何をしてくれるか、芸が楽しみ。ロボットと話せるいい時代になった」と語った。