Jリーグ1部(J1)復帰に向け好選手を続々と補強した2部(J2)東京Vが9日、鹿児島市内で昨季J1で4位の清水と練習試合を行い、主力が出場した1試合目に1―1で引き分けた。
C大阪から移籍した元日本代表MF名波は後半の出来に「清水と遜色(そんしょく)なかった。中盤の攻防では引けを取らない」と手応えを感じたようだ。
ラモス監督がピッチに送り出した先発メンバーには、新加入選手がずらり。前線にはディエゴ、フッキの昨季柏、札幌でJ2得点ランク上位の選手が並び、J1磐田の黄金時代を支えたMF名波とDF服部、大宮から実力派DF土屋が入った。
昨季は7位で早々に昇格争いから脱落した。J2としては段違いの補強をした今季は、言い訳のきかないシーズンとなる。この日50歳の誕生日を迎えたラモス監督も、主審の判定に激高して詰め寄るなど練習試合とは思えない気合の入りよう。
単なる寄せ集め集団になりかねない危険性もはらむ。服部は「新しく一緒にやる選手が多いので、今後の確認作業が大事」と、合宿を通じての連係確立を課題に挙げた。
【写真】J1清水との練習試合で、厳しい表情で選手に指示を与えるJ2東京Vのラモス監督(中央)=鹿児島市内