広島東洋カープキャンプ情報
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救援陣 制球に課題
2007年3月18日付
 横浜―広島(13時、横浜、13236人)
広 島000003000─3
横 浜00014210×─8
▽勝 寺原4試合1勝
▽敗 大竹2試合1敗
▽二塁打=鈴木尚2、仁志、新井、金城、佐伯▽犠打=石井2、寺原
▽犠飛=栗原、仁志、鶴岡▽失策=梵▽暴投=寺原▽与死球=大竹(吉村)
▽試合時間 2時間51分

 【評】横浜の中軸打者のバットが振れている。4番村田は3安打1打点と復調の兆し。ベテランの鈴木尚は4安打2打点と好調を持続している。広島は大竹が五回途中5失点で降板。広池、永川ら救援陣も制球に課題を残した。

「修正をしたい」
2007年3月18日付

 ◎…5年連続の開幕投手が有力な黒田だが、不安の残る内容だった。

 当初は四回までの予定だったが、六回途中まで投げて10安打4失点。「真ん中に球が集まってしまった。収穫は長いイニングを投げられたことだけ」と振り返った。

 六回に石井義の打球が右すねに当たり降板したが、大事には至らなかった。黒田は「次の登板でしっかり修正したい」と、オープン戦最後の登板となる24日の巨人戦に気持ちを切り替えた。

黒田 精彩欠く
2007年3月18日付
 西武―広島(13時、グッドウィルドーム、6385人)
広 島005010000─6
西 武300100011─6
(九回規定により引き分け)
▽本塁打=カブレラ1号(1)(長谷川)
▽二塁打=G・G・佐藤2、嶋、石井義▽犠打=片岡、野田、細川
▽犠飛=新井、福地
▽盗塁=梵(1)東出(2)森笠(1)天谷(1)緒方(2)福地(1)
石井義(1)佐藤(2)
▽失策=石井義▽暴投=黒田
▽試合時間 3時間5分

 【評】開幕投手候補がともに精彩を欠いた。西武の西口は5回6失点。三回は球が高めに浮いて連打を浴びた。広島の黒田も制球が甘く、六回途中まで10安打され、4点を失った。広島は5盗塁と足で揺さぶる攻めが目立った。

「意識した結果」
2007年3月16日付

 ◎…当たりのなかった嶋に快音が戻った。二回にオープン戦15打席ぶりの安打となる右翼線二塁打を放つと、右前適時打に右越えソロ。「タイミングを早めにとって、早く球をつかまえるように意識した結果だと思う」と復調に手応えを感じたようだ。

 昨季は主に3番に座ったが、今季は長打力を生かし5番を打つ。ブラウン監督は「実戦を繰り返すことによって、彼本来の力が出てくるはず」と期待を寄せた。

嶋と栗原の調子上向く
2007年3月16日付
 中日―広島(13時、豊田、3859人)
広 島042121000─10
中 日000030000─3
▽勝 青木高2試合1勝
▽敗 平井3試合1敗
▽本塁打=緒方1号(2)(平井)中東1号(1)(平井)嶋1号(1)(中田)
▽二塁打=前田智2、中村公、嶋、西川、尾形▽盗塁=沢井(5)英智(1)
▽暴投=平井
▽試合時間 2時間48分

 【評】広島は嶋がソロを含む3安打2打点、栗原が2安打1打点と調子が上向く気配を見せた。捕手で先発の新人中東は本塁打を含む3安打1打点と開幕1軍へアピール。中日は平井が4回7失点、中田が2回3失点でともに内容が悪かった。

高橋1敗
2007年3月13日付
 広島―ソフトバンク(13時、尾道、7034人)
ソフトバンク 020003012─8
広    島 030000000─3
▽勝 和田3試合2勝
▽敗 高橋2試合1勝1敗
▽本塁打=城所1号(2)(大竹)
▽二塁打=小久保、城所、松田、仲沢▽失策=森笠▽捕逸=倉
▽試合時間 2時間38分
先発入りへ前進
2007年3月11日付

 ◎…12年目、29歳の長谷川が先発枠入りへ大きく前進した。5回を2安打1失点。打者のバットを3度折るなど、内角への厳しい攻めを生かし「詰まらせられた。こういう投球をシーズンでも続けていきたい」。

 以前は、球は速いが制球難という印象が強かったが、ことしは変身。ストライク先行の打たせて取る投球を心掛けている。この日は無四球で球数も46と理想的。ブラウン監督は「彼が成功するためには、今日のような投球をすればいいんだ」と話した。

長谷川5回1失点
2007年3月11日付
 ソフトバンク―広島(13時4分、ヤフードーム、29928人)
広    島
   000002000─2
   000010000─1
ソフトバンク
▽勝 長谷川3試合1勝
▽S 梅津3試合1勝2S
▽敗 竹岡4試合1敗
▽本塁打=松中2号(1)(長谷川)
▽犠飛=新井▽盗塁=本多(3)▽失策=本間
▽試合時間 2時間46分

 【評】ソフトバンクの斉藤和は5回無失点と順調な仕上がり。3四球を出したものの、8三振を奪い安打を許さなかった。松中は甘い球を見逃さず、本塁打に。広島は長谷川が5回2安打1失点と、先発枠入りへ大きく前進した。

東出好調2安打
2007年3月7日付
 広島―巨人(13時30分、宇部、3398人)
巨 人000000000─0
広 島10000000×─1
▽勝 高橋1試合1勝
▽S 梅津2試合1勝1S
▽敗 会田2試合1敗
▽二塁打=古城▽犠打=小関、井生▽盗塁=古城(1)大須賀(1)緒方(1)
▽失策=脇谷、梵、会田
▽試合時間 2時間34分

 【評】広島のベテラン高橋は速球に力があり、2回を1安打無失点と先発枠入りへアピール。東出はオープン戦3度目の複数安打と好調だ。巨人は下手投げの先発候補、2年目の会田が5回4安打1失点。低めへの安定した制球が光った。

右ひじ不安なし
2007年3月5日付

 ◎…昨年10月16日の最終戦以来の本拠地マウンド。大歓声が心地よく耳に響く。フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留したエース黒田が、ことし初めての実戦登板で2回を無失点。「お客さんの入った球場のマウンドで目いっぱいボールを投げられた」と喜びいっぱいの表情で話した。

 オフに右ひじを手術したが、万全に回復したといっていいだろう。「まだ球の切れがどうとか言う時期ではない」と言うものの、真っすぐは最速147キロをマーク。変化球も全球種試した。立ち上がりに連打されたが、一死1、3塁でフェルナンデスを狙い通りにシュートで詰まらせ、遊ゴロ併殺打に。「併殺が欲しいところでとれたのは収穫」と目尻を下げた。

黒田回復アピール2回無失点
2007年3月5日付
 広島―楽天(13時、広島、12469人)
楽 天000000000─0
広 島31010100×─6
▽勝 黒田1試合1勝
▽敗 永井1試合1敗
▽本塁打=梵1号(1)(永井)2号(1)(永井)
▽二塁打=梵、大須賀▽盗塁=東出(1)広瀬(1)
▽失策=西村、中谷▽捕逸=嶋▽暴投=松本▽与死球=林恩宇(広瀬)広池(ウィット)
▽試合時間 2時間47分

 【評】広島はオフに右ひじを手術した黒田が2回無失点で順調な回復を印象づけた。梵は2打席連続本塁打を含む3安打3打点と振れている。楽天の先発候補の永井、林恩宇はアピール不足。田中は3番手で1回を3者凡退に切ってとった。

人生初サヨナラ
2007年3月4日付
9回広島2死、尾形が右越えにサヨナラホーマーを放つ

 ◎…劇的な一発だった。2005年5月の右ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂からの復活を目指す広島の尾形が、九回二死走者なしから「人生初」というサヨナラ本塁打。甘く入ったスライダーを右翼席に運び「狙っていたわけじゃないが、久しぶりにいい角度で打球が上がった」。満面に笑みが広がった。

 4年目の28歳。05年に開幕から「1番・遊撃手」に座り、抜群の打撃センスで、一躍脚光を浴びた。が、昨季は出場なしに終わった。

 どん底からはい上がる力を与えてくれたのは、周囲の人々の温かさだった。たくさんのファンレターや、千羽鶴が届いた。「自分が野球をしている姿を、支えてくれた人たちに見せたい」。その思い一つで、尾形がもう一度、勝負をかける。

【写真】9回広島2死、尾形が右越えにサヨナラホーマーを放つ

尾形復活の一発
2007年3月4日付
 広島―楽天(13時、福山、5922人)
楽 天003000100─4
広 島300000101─5
▽勝 梅津1試合1勝
▽敗 川岸1試合1敗
▽本塁打=新井1号B(インチェ)尾形1号@(川岸)
▽二塁打=東出、栗原
▽犠打=渡辺直▽盗塁=牧田2(2)塩川(1)森谷2(3)渡辺直(1)
▽失策=インチェ
▽暴投=仁部
▽ボーク=フェルナンデス
▽試合時間 2時間40分

 【評】広島の先発佐々岡は2回を1安打無失点。テンポが良く制球も安定していた。4番新井がオープン戦1号の3ランを放ち、尾形が九回二死からサヨナラ本塁打。楽天は有銘が2回を無安打に抑え、攻撃では6盗塁と機動力が光った。

「MVPはなし」
2007年2月28日付

 ◎…キャンプを打ち上げた。終盤に軽いけがや風邪で離脱した選手がいたが、主力はおおむね順調。新戦力ではルーキーの中東(ホンダ鈴鹿)が捕手としての可能性を示し、ナックルボールが武器の新外国人投手フェルナンデスも存在感を見せた。

 昨年はブラウン監督がMVPを選んだが、ことしはなし。「考えてなかった。実戦が少なかったこともあって、これと言うほど目立った選手がいなかった」と総括した。

2本塁打浴びる フェルナンデス3回3失点
2007年2月26日付
 広島―西武(12時30分、都城、3029人)
西 武02103─6
広 島01100─2
(五回裏終了降雨コールドゲーム)
▽勝 岸1試合1勝
▽S ギッセル1試合1S
▽敗 フェルナンデス1試合1敗
▽本塁打=中村1号(2)(フェルナンデス)高山1号(1)(フェルナンデス)
▽二塁打=比嘉、広瀬▽盗塁=栗山(2)▽失策=山本芳、比嘉▽暴投=岸
▽試合時間 1時間40分(中断1分)

 【評】西武は新人の岸が3回6安打2失点。先発枠入りに向けてはアピール不足だった。広島は東出が前日の練習試合に続いて2試合連続の2安打。ナックルボールの使い手、新外国人のフェルナンデスは2本塁打を浴び、3回3失点だった。

特産品で栄養つけて 知事が表敬
2007年2月21日付
ブラウン監督が差し出した炭火焼きをほお張る東国原知事

 プロ野球・春季キャンプ終盤の18日、東国原英夫知事が日南市の天福球場でキャンプを張る広島東洋カープと南郷町の南郷スタジアムでキャンプ中の西武ライオンズを表敬、特産品の振る舞いや始球式などのパフォーマンスを行った。

 天福球場では、知事がブラウン監督に完熟きんかん「たまたま」1キロと日向夏ミカン2.5キロを贈呈。監督らとともにみやざき地頭鶏の試食イベントにも飛び入り参加した。

 知事自らが炭火焼きを調理するとあって、メーンスタンド側の試食コーナーから外野側まで長蛇の列が。用意された50キロ、750食分はわずか1時間ほどでなくなった。

 また、就任後初めての始球式にも挑戦。ボールがワンバウンドしながらキャッチャーミットに収まると会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 南郷スタジアムでも伊東監督に完熟きんかん「たまたま」と日向夏ミカンをプレゼント。カツオの刺し身の振る舞いにも参加し、会場は知事を一目見ようと殺到する来場客でごった返した。

【写真】ブラウン監督が差し出した炭火焼きをほお張る東国原知事

新変化球に意欲
2007年2月21日付

 ◎…オフに右ひじを手術したエースの黒田が順調に投げ込んでいる。直球には本来の力強さが戻り、この日は初めてスライダーも交ぜて55球。「近いうちには打撃投手役で投げられると思う」と手応えを口にした。

 新たにチェンジアップのマスターにも意欲をのぞかせる。「試す価値はあると思う。フォームも球種も、打者が打ちづらいものを考えていく」と貪欲(どんよく)だ。

サイン会に人だかり 商店街でまつりカープ来県45周年記念
2007年2月20日付
ファンからのサインの要求に笑顔で応じる選手ら

 プロ野球・広島東洋カープの日南キャンプ45周年を記念した「カープとふれあう油津商店街まつり」(日南市油津商店街振興会主催)は17日、同市の油津商店街アーケードであった。雨模様の中、県内外からファン約4千人が来場し、選手によるサイン会や球団グッズが当たる抽選会などを楽しんだ。

 サイン会には河内貴哉選手や宮崎充登選手ら投手5人が参加。開始と同時にサイン会場は黒山の人だかりとなり、選手はサインや握手、写真撮影に笑顔で応じていた。

 黒田博樹投手、新井貴浩内野手ら主力選手のサインボールや、球団オリジナルのスポーツタオルなどが当たるお楽しみ抽選会にも早くから長蛇の列が。当たりを引き当てた来場者は、満面の笑みを浮かべながら目当ての景品を選んでいた。

 また、同市の国際交流員エリザベス・サウスウエルさん(27)と日南学園高校の生徒が作るオーストラリア風スープの振る舞いも好評。地元女性ダンスチーム「エキサイティング・レッド・カープ日南」による応援ダンスなども行われ、会場を盛り上げていた。

【写真】ファンからのサインの要求に笑顔で応じる選手ら

2000安打あと94本 前田マイペース調整
2007年2月19日付
打撃練習に励む広島・前田智=日南

 今季は節目の1年になる。通算2000安打まであと94本に迫っている広島の前田智は、18年目のシーズンを前に、マイペースで黙々と調整に励んでいる。

 1月は3年連続でグアムに渡り、約2週間徹底的に走りこんだ。「打撃の求道者」とも呼ばれる35歳が何より重視するのが、すべての土台となる下半身づくり。「走らないことには、何も始まらない」。過去に両足アキレスけんの大けがを経験し、常に不安を抱えているだけに、まず「自分のイメージに近い走りができること」にこだわる。

 キャンプでは感触を確かめるようにじっくりと走塁練習をこなす。練習後の足のケアには人一倍時間を割き、球場を後にするのはいつも最後。まず理想的な走りの感覚を取り戻し、「そこから野球の感覚につなげていく」のが、起伏に富んだ長い野球人生の中で前田智が確立した調整方法だ。

 昨季11度目の打率3割をマークした円熟の打撃は、連日の昼休みの特打で、しっかり振り込むことによってつくっていく。18日は初めて打撃投手役を務めた佐々岡から、20スイング中、柵越え3本を含む11の安打性の当たり。「(調子は)練習でしか上げられないことがあるし、実戦でしか上げられないこともある」。オープン戦ではできるだけ多くの打席に立つ考えだ。

 昨年に続き、野手キャプテンを任された。一匹おおかみのようなイメージが強いが、若手に積極的に声をかける姿も目立つ。「(2000安打は)チームがいい形で勝っていく中で達成できればいい。とにかく9年連続のBクラスなんだから、僕らははい上がっていくしかない」。前田智は静かに意気込んでいる。

【写真】打撃練習に励む広島・前田智=日南

“赤ゴジラ”好調
2007年2月19日付

 ◎…“赤ゴジラ”嶋が振れている。初めて出場した紅白戦で3安打。第2打席に横山から右翼席へ特大の一発を放つと、第3打席では新外国人フェルナンデスのナックルボールをしぶとく中前へはじき返した。

 右ふくらはぎに張りが出たため、これまで実戦には参加せずに特打で調整。「低い弾道の強い打球のイメージ」で打ち込んできた。「しっかりボールを見て、自分のポイントで打てている」と話した。

 19日のチーム練習は休み。

「まずは開幕1軍」 尾形再起へ
2007年2月18日付
けがからの再起を目指し練習に汗を流す広島・尾形

 絶対にもう一度はい上がるつもりだ。2005年5月の右ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂からの再起を目指す広島の尾形が、日南キャンプで、懸命に練習を積んでいる。昨年出場なしに終わった28歳は「今は野球ができることに感謝している」としみじみ話した。

 プロ2年目の05年は、開幕から遊撃手のレギュラーに定着した。けがをするまでの出場47試合で打率3割3厘、6本塁打と活躍。抜群の打撃センスが光っていただけに、悔しいアクシデントだった。

 アマ時代を含め、右ひざの手術は計4度。今季はひざへの負担を軽くするため、太ももを筋力トレーニングで徹底的に鍛え上げ、複雑な動きの少ない外野手への転向も決意した。

 キャンプでは全体練習以外にも、別メニューで敏しょう性を回復するトレーニングを精力的にこなす。ブラウン監督も「彼は非常に能力が高い選手」と期待している。

 尾形は「ひざはまだ多少怖さはある」と話す一方で、力強く「ここまではほかの選手と同じメニューをこなせてきたし、順調。焦りはない」と言い切った。「まずは開幕1軍」と言う目標へ、確実に前進している。

【写真】けがからの再起を目指し練習に汗を流す広島・尾形

カープ帽子かぶって 日南の園児に選手寄贈
2007年2月18日付
子どもたちに帽子をプレゼントする広島東洋カープの選手

 日南市で春季キャンプを張るプロ野球・広島東洋カープの選手9人が16日、同市内の幼稚園や保育所3カ所を訪れ、園児たちに球団特製の帽子をプレゼントした。

 選手は3人ずつに分かれ、中央保育所(山本秀子所長、160人)には、選手会長の新井貴浩内野手と、倉義和、石原慶幸両捕手が訪れた。

 子どもたちがカープ応援歌を合唱して出迎える中、3選手はユニホーム姿で登場。新井内野手が「この帽子をかぶって、みんなで応援に来てください」などと呼び掛けた後、3人で帽子を手渡した。

 子どもたちは帽子をかぶったり、選手たちと記念撮影をしたりと大はしゃぎ。「優勝目指して頑張ってください」と全員でお礼を述べ、練習のため同市の天福球場に向かう選手たちを見送った。

【写真】子どもたちに帽子をプレゼントする広島東洋カープの選手

「V狙え」地鶏で激励 市民500人集いカープ主力日南入り
2007年2月16日付
歓迎の集いで花束を受け取るブラウン監督(右)ら

 プロ野球・広島東洋カープの主力選手とブラウン監督、コーチ陣ら70人が14日、日南市で春季キャンプ中の若手に合流した。同日には市文化センターで、市民約500人による歓迎の集いがあった。

 広島の日南キャンプは今年で45回目。歓迎の集いには球団関係者83人が参加した。谷口義幸市長が「今年こそ、チャンピオンフラッグを日南の地へ持ち帰ってください。市民挙げて応援しています」と激励。県や市漁協から宮崎牛60キロ、みやざき地頭鶏50キロ、地取れマグロ2本計50キロなどが差し入れられた。

 この後、中央保育所園児が「体に気を付けて練習を頑張って」と元気にあいさつ。ブラウン監督、新井貴浩選手会長(30)らにスイートピーの花束を贈った。ブラウン監督は「皆さんに会えるのを楽しみにしていました。日南でじっくり体をつくってシーズンに備えます」と、今シーズンの健闘を誓った。

 同保育所、日南幼稚園、浄念寺おび幼稚園の子どもたちによるカープ応援歌合唱や地元女性ダンスチーム「エキサイティング・レッド・カープ日南」の応援ダンスも披露された。

 キャンプは27日まで天福球場を中心に行われる。休日は19日と23日午後。17日は油津商店街でカープ選手サイン会、18日には同球場で地鶏の炭火焼き300食分振る舞いが予定されている。

【写真】歓迎の集いで花束を受け取るブラウン監督(右)ら

大竹に直接指導
2007年2月16日付

 ◎…先発として飛躍が期待される大竹に、野手出身のブラウン監督が直接指導を行った。スライダーの投げ方について「今のボールは曲がりが大きすぎる。もっと曲がりが小さくて速いものを投げられるように」と、身ぶり手ぶりで約20分間、教え込んだ。

 大竹は「体の前で切るようなイメージで、と言われた。キャッチボールから意識してやっていく」と張り切っていた。

ベテラン佐々岡 マイペース調整
2007年2月15日付

 ◎…8月で40歳になるベテランの佐々岡は、マイペースで調整を続けている。キャンプは2軍でスタートし、2次キャンプ初日のこの日から1軍に合流。「人も多いし、引き締まるね」と言い、笑顔をのぞかせた。

 ブルペンでは入念に肩を慣らしてから、捕手を座らせて直球とカーブで55球。「(感触は)まだまだ。もう少し下半身を使って投げられるようにしないと」と話した。

切れのある直球
2007年2月12日付

 ◎…今季も抑えを任される永川がフリー打撃に登板。梵を相手に切れのある直球を披露した。

 投じた34球は低めにコントロールされ、外野に飛ぶ打球はほとんどなかった。「ストライクが入り、最低ラインの出来は越えた」と納得の永川。この時期は投手の仕上がりの方が早いこともあり「新人王の調整はこれからなんでしょう」と、同い年の梵を気遣う余裕すら見せた。

黒田「焦らず慎重に」
2007年2月11日付

 ◎…この日、32歳の誕生日を迎えた黒田が、初めて捕手を座らせての投球練習を行った。

 合計で38球という抑えめの内容に「焦らず慎重にやっていきたい」。昨年11月に行った右ひじ手術の影響はないそうだが、万全を期してスロー調整を続けている。

 ファンからプレゼントを渡された黒田は「自分の野球人生も長くないので、一年一年大事にいきたい」と気持ちを新たにしていた。

鋭い当たり連発 新井
2007年2月11日付

 ◎…一昨年の本塁打王、新井のスイングが日増しに鋭くなっている。

 午前中の特打ではブラウン監督が投手役を務め、90スイングで11本の柵越え。午後からのフリー打撃でも鋭い当たりを連発したが、本人は「まだ打球の角度が上がってこない」と満足はしていなかった。(沖縄市)

2年目梵に慢心なし
2007年2月7日付

 ◎…昨季の新人王、広島の梵が張り切っている。遊撃手のレギュラーに定着した1年目は123試合で打率2割8分9厘、13盗塁。失策は15あった。「数字には全く満足していない。もう一度、一からのスタートと思ってやる。打撃でも守備でも確実性を上げたい」

 走塁のうまさとしぶとい打撃を買われ、今季は1番打者を任されることが濃厚だ。「1番を打つならまず出塁率を上げないと」と梵。ボールの見極めの向上に加え「(1、2塁間の)野手の間を抜けていくような打球が増えればいい」と、フリー打撃では右方向への強い打球をテーマに精力的に振り込んでいる。

 二塁手の東出とコンビを組む守備では、中日の荒木・井端が目標だ。「昨季は平凡な失策が多かった。併殺プレーの精度も上げていく」と言う。実家は広島県三次市のお寺だ。ことしからマスコットバットに、仏教に由来する言葉「邪見〓慢悪衆生」と入れた。「おごり高ぶることなく、謙虚にという意味です」。練習に励む姿には、慢心のかけらもない。

〓は、りっしんべんに喬

黒田初ブルペン
2007年2月7日付

 ◎…黒田が昨年11月の右ひじ手術後、初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま25球。「違和感なく投げられた。ひじの不安は100パーセントないと言っていい」と手応えを口にした。

 順調に回復していることで「次の目標が見えてきた」と言う。「去年と同じことをやっていても駄目。何かの技術の向上に取り組んでいきたい」と意欲的に話した。(沖縄市)

宮崎を監督称賛
2007年2月5日付

 ◎…希望枠の新人、宮崎(ホンダ鈴鹿)の評価が高い。鋭い腕の振りから繰り出す真っすぐの切れはぴか一で、ブラウン監督は「彼は口数が少ないけれど、腕の振りはうるさいね」と独特の言い回しで称賛した。

 夫人と1人娘とともにプロの世界に飛び込んだ28歳は「子供の顔を見て話せるように」と、携帯電話をテレビ電話機能のものに買い替えたという。新たにフォークボールのマスターにも励んでおり「これからペースを上げていく」と張り切っていた。

県内キャンプにぎわう
2007年2月5日付
好天に恵まれ、大勢のファンでにぎわったソフトバンクホークスキャンプ=4日午後2時、宮崎市・アイビースタジアム

 プロ野球の春季キャンプイン後、初の日曜日となった4日、県内のキャンプ地は多くのファンでにぎわった。

 福岡ソフトバンクホークスのキャンプ地、宮崎市跡江の生目の杜運動公園には、約2万7000人のファンが訪れた。800台収容の駐車場は、福岡、鹿児島ナンバーなどの県外車で、午前10時には満車状態になった。

 スタジアムはノックを受ける選手に視線を送ったり、サインや握手を求めるファンでぎっしり。グラウンドに復帰した王監督にも熱い声援が送られた。

 福岡県宮若市、主婦野口秀子さん(36)は「王監督も元気そうで安心しました。キャンプは選手と身近に触れ合えて楽しい。今シーズンはホークスに復帰した小久保選手の活躍で優勝してほしい」と話していた。

 5日は、ホークスと宮崎市でキャンプ中の巨人軍の一軍、南郷町の西武ライオンズ、日南市の広島カープ若手の練習は休みになっている。

カープ応援 日南・油津商店街でこいのぼり大漁旗競演
2007年2月2日付
カープキャンプを盛り上げよう 油津商店街に大漁旗とこいのぼり

 広島東洋カープの日南キャンプ45周年と球団の優勝を願い、日南市の油津商店街アーケードに大漁旗とこいのぼりが掲げられている。同市油津商店街振興会(猪崎正彦会長)が企画。17日午後1時からは商店街で選手のサイン会も予定され、地元一丸となって応援しようと関係者は張り切っている。

 カラフルな大漁旗25枚は同市漁協が提供し、カープカラーの赤いこいのぼり40匹は地域おこしグループ「やっちみろかい酒谷」が協力。1月30日に振興会会員らが重機を使って取り付けた。

 また、宿舎のホテルから商店街を歩いてキャンプの行われる天福球場まで移動する選手もいることから、商店街から同球場までの道を「カープVロード」と名付けた。

 キャンプ中は、商店街で球団の応援歌を流し、応援グッズの販売も行うことにしており、商店街は応援ムード一色。猪崎会長は「地元の人が盛り上がり、広島カープを応援するムードをつくりたい」と話している。

 キャンプは27日まで(5、9、13、19日と23日午後は休養日)。

プロ野球一斉キャンプイン
2007年2月2日付

 プロ野球は1日、12球団が国内外で一斉にキャンプインした。

 宮崎市のソフトバンクでは胃の全摘出手術を受けた王貞治監督が約7カ月ぶりのユニホーム姿で指揮し、巨人から復帰した小久保裕紀内野手らが加入した打撃陣を熱心に見守った。沖縄・久米島では楽天のルーキー、田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)がプロの第一歩を踏み出し、ブルペンで約60球を投げた。

 エース松坂大輔投手が抜けた西武(宮崎・南郷町)は初日からほとんどの投手がブルペン入り。巨人から移籍した横浜(沖縄・宜野湾)の工藤公康投手は大矢明彦新監督を相手に約80球の投球練習。沖縄・宜野座の阪神では、新ユニホームに身を包んだプロ16年目の金本知憲外野手が抑えめの調整で始動した。

 2年連続日本一を目指す日本ハム(沖縄・名護市)は、引退した新庄剛志選手の背番号1を受け継いだ森本稀哲外野手が明るいムードでチームを引っ張った。リーグ2連覇に挑む中日(沖縄・北谷町)は川上憲伸、岩瀬仁紀ら主力投手全員がブルペンに入り、低迷脱出を図る巨人(宮崎市)は新戦力の小笠原道大内野手らがフリー打撃で汗を流した。ロッテはオーストラリアで始動した。

 2008年北京五輪出場を目指す日本代表の星野仙一監督は、2日から春季キャンプ視察を始める。

きょう一斉キャンプイン
2007年2月1日付

 プロ野球春季キャンプが1日に一斉スタートする。31日までに12球団はキャンプ地へ移動。同日、本県に巨人(宮崎市・総合運動公園)、ソフトバンク(同・生目の杜運動公園)、西武(南郷町・南郷スタジアム)、若手中心の広島(日南市・天福球場、東光寺球場)の4球団が入った。

 3年連続プレーオフで敗れたソフトバンクは、7カ月ぶりに指揮を執る王貞治監督をはじめ今季から古巣復帰の小久保裕紀内野手、昨季投手タイトルを総なめにした斉藤和巳ら主力が勢ぞろい。王座奪還へ意欲をみなぎらせた。

 1年目の昨季、62試合に登板し新人最多登板記録を塗り替えた藤岡好明投手(宮崎日大高出身)は「セットアッパーとして日本一に貢献したい。課題を修正し新しい自分を見つけたい」とさらなる飛躍を誓った。プロ6年目を迎える井手正太郎外野手(日南学園高出身)は「ことしはA組スタート。定位置確保へしっかりアピールしたい」と闘志を燃やしていた。

 巨人は主力選手が26日に合同自主トレーニングのため本県入りしており、原辰徳監督や清武英利球団代表ら10人が歓迎セレモニーに出席。原監督が「日本一へ体力、鋭気を養いたい。声援をよろしくお願いします」と5年ぶりのV奪回へ表情を引き締めていた。

 西武の赤田将吾(日南学園高出身)も元気な姿で地元入り。今季から選手会長としてチームを引っ張るだけに「昨年は悔しい思いをした。そのためにも充実したキャンプを送る」と気合十分の様子だった。

 オープン戦は24日から始まり、公式戦はパ・リーグが3月24日、セは同30日に開幕する。