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中ロが「米第一主義」批判 NPT準備委、前途多難 

2019年04月30日17時14分
 【ニューヨーク共同】2020年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、29日に米ニューヨークで開幕した第3回準備委員会で各国代表が基調演説し、「米国第一主義」を掲げるトランプ政権をロシアや中国が強く批判した。核保有国と非保有国の間だけでなく、核保有国間の亀裂も鮮明になり、前途は多難だ。来年で発効50年を迎えるNPTの体制強化は早くも不透明感を増した。

 国連で軍縮担当上級代表を務める中満泉事務次長は冒頭演説で、一部の国が核軍縮に関する「過去の合意からそれていっている」と危機感を表明、各国に合意形成へ向け「妥協と柔軟性の精神」を呼び掛けた。