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奄美大島の世界遺産対策に疑問 どうぶつ基金、ノネコ脅威でない 

2019年05月15日22時18分
 兵庫県の「どうぶつ基金」は15日、世界自然遺産を目指す鹿児島県・奄美大島で記者会見した。捨て猫が野生化し希少生物を食べてしまう「ノネコ」を増やさぬよう、遺産推薦地でネコの不妊手術などに力を入れる行政に対し、ネコが希少種にとって必ずしも脅威ではないとして疑問を投げ掛けた。

 政府は20年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」を世界遺産にする目標を掲げている。登録実現には、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアマミノクロウサギなど固有希少種の保全が欠かせない。

 基金側は会見で「ネコ対策がされていない期間に、アマミノクロウサギは10倍に増えている」とした。
【写真】 鹿児島県・奄美大島で記者会見する「どうぶつ基金」の関係者=15日午後