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子産めるがん治療へ学会が指針 卵子凍結も選択肢 

2017年06月19日20時25分
 日本癌治療学会は19日、若いころにがんになっても治療後に子を持つ可能性を残す具体的な方法を示した初の指針をまとめた。患者に不妊となるリスクを正しく伝えるとともに、卵子の凍結保存など生殖能力を残す方法を治療の選択肢として普及させる。7月下旬から書店などで販売し、医師に活用を求めていく。

 国内では40歳未満でがんと診断される人は年間2万人に上る。抗がん剤や手術などの治療で、将来、子を持てなくなる恐れがあるが、患者に情報が十分に伝わっていないという問題がある。鈴木直・聖マリアンナ医大教授(産婦人科)は「医師に重要性を知ってもらうきっかけにしたい」と話している。
【写真】 生殖能力を残すための主ながんへの対応策

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