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大震災被災者の入居継続を断念 西宮市「公平性を保てず」 

2018年06月13日17時03分
 阪神大震災で自宅を失った被災者に提供された「借り上げ復興住宅」に退去期限を過ぎて住み続けている世帯に対し、兵庫県西宮市が明け渡しを求めた訴訟について、石井登志郎市長は13日、記者会見し「公平性が保てない」として入居を継続させる形での和解を断念すると表明した。

 神戸地裁尼崎支部から和解の打診を受け、西宮市は被災者が住み続けられるような案も検討していた。代替案として現在の入居先から徒歩数分の市営住宅を軸に、転居先を仲介するとしている。

 石井市長は「住み替えた人との公平性が保てないと判断した。お互いが現実的に対応可能な形で収束させたい」と話した。
【写真】 記者会見する兵庫県西宮市の石井登志郎市長=13日午後、西宮市役所

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