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石牟礼作品「弱い者に届く文学」 作家の池沢夏樹さん 

2018年02月10日10時49分
 作家の池沢夏樹さんの話 親しい友人が亡くなってしまった。非常に残念だ。石牟礼道子さんの文学のキーワードは「辺境」であり「反近代」であり「人間」。世界がどんどん非人間的になっていく中で、人間とは何かを改めて示した。「水俣」は世界中にある。彼女の文学の原理の一つは、弱い者の側に立つということ。世界中の弱い者、例えば難民たちにも彼女の心は届く。作品の普遍性はそこにある。だから世界文学なんです。文学者が亡くなっても、書いた物は読めるということは救いだ。彼女の作品がもっと広く読まれることを願っている。
【写真】 水俣病患者らに寄り添った作家石牟礼道子さんについて語る池沢夏樹さん=2017年11月22日、熊本市

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