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球春到来!

2018年2月1日
 待っている間は寒かったが、いきなり熱気が押し寄せた。監督や選手の名を叫ぶ声が響く。昨日宮崎市の橘通りであったプロ野球福岡ソフトバンクホークスの歓迎パレード。

 生目の杜運動公園で今日キャンプインするのを前に昨シーズン日本一に輝いたのを祝って凱旋(がいせん)した。平日の夕方にもかかわらず沿道は市民らでびっしり。“わが町のチーム”の快挙を喜ぶ市民らに、手を振って応える選手たちもこの地との縁を特別に感じただろう。

 球春到来。手元の辞書には載っていないが、おそらく本県の今ごろの季語として定着した言葉が「球春」だ。プロ野球のキャンプかオープン戦が始まる季節を指すが本県では前者だろう。最近はJリーグにも使われるようになってきた。

 球団初のセ・リーグ3連覇を目指す広島カープのキャンプ地・日南市も歓迎ムードが盛り上がっている。本県で1軍がキャンプする球団が、セ・パ両リーグで同時に優勝したのは2014年の巨人・ソフバン以来だが、意外に少ない。今年は格別うれしい球春だ。

 今春もプロ野球、Jリーグとも多くの球団が宮崎キャンプを行う。今月末から日韓のプロ野球6球団が対戦する「球春みやざき」を開催。秋のフェニックスリーグと並んで、一流選手のプレーを間近に見られるのはキャンプ地ならではだ。

 欲を言えば、社会人チームと気軽に練習試合を行う機会がもっとあるといい。長い間途絶えていたプロと大学チームの交流戦も拡大する傾向にあるという。プロの胸を借りられる聖地として、さらに他のキャンプ地をリードできるのだが。

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