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九州ブロック商工会議所青年部連合会会長に就任した 福森康郎(ふくもり・やすろう)さん

2019年5月30日
 「最強の九州を目指そう」。小林市で開いた九州ブロック商工会議所青年部連合会総会の会長所信で、力強く訴えた。背景にあるのは危機感。「団結力は九州の強みだが、足並みをそろえるだけでは都市部との差は開くばかり。前へ踏み出さなければ」
 東京の薬局勤務を経て2006年、父正浩さん=故人=が同市で経営する薬局グループに薬剤師として入った。小林商工会議所青年部の門をたたいたのは翌年。「地方企業の事業は、町の活性化と切り離せない」。地域のため汗を流す同世代とのつながりを求めた。

 14年に兄一真さん(44)と事業を継承。周囲から父と比べられ悩むこともあったが、「地元や全国の青年部の先輩方の頑張る姿に、自分らしくあることの大切さを学んだ」。40代を迎え「恩返しする番」と大役就任を快諾した。

 かつて90人以上いた地元青年部は、本年度45人。だが外を見れば九州に4千人、全国で3万4千人の仲間がいる。代表としての出張続きで休む暇もないが「全国の仲間と交流を深め、得られた知見を地元にどんどん還元したい」と人懐っこさを生かす考えだ。

 11月には同連合会最大の行事、ブロック大会の地元開催を予定。「こばやし元年祭」と銘打つ大会では、過去最小規模の青年部によるホスト役に注目が集まる。重圧はかかるが「地方の小さな町の力を示す」と意気込む。

 日向市出身。忙しい中でも月2回はゴルフ場に通う。同市駅南で妻(39)と小学6年の長女と3人暮らし。43歳。

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