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県議会副議長に就任した 山下博三(やました・ひろみ)さん

2019年5月25日
 酪農家から政治家へ転身し、20年目の節目に副議長へ就任した。「執行部で言えば副知事と同じ立場。議会をまとめていく責任の重さを感じている」。議会改革や人口減少対策など、山積する県議会、県政の課題と向き合うつもりだ。

 議長のサポート役に徹し、特に会派間の意見を集約する幹事長会での座長という役割を重視する。自民党会派の幹事長として参加した経験もあるが「今回は党ではなく議員39人の代表。小さな意見も引き上げていく必要がある」。県民生活を第一に考えながら、議会全体を見渡す立場での調整に務める。

 政治の道に進んだのは2000年。地元・都城市のSAP会議やJA青年部など地域での活動が認められ、仲間から推される形で市議へ。「政治家になるつもりはなかったが、やるからには腹をくくらないと」。当時は50歳の新人ということもあり「時間がないという意識は常にあった」。寝る間を惜しんで地域の声を拾い、行政へつなげてきた。

 家業の酪農は高校時代から07年に県議選に初当選するまで、40年以上続けてきた。農業への思いは熱く、「頑張った分だけ収入も増え、家族と触れ合う時間も多い。こんなに楽しい仕事はない」。天候や市場価格のほか、輸入自由化など国策にも左右される側面もあるが、「現場を知る議員として、前向きに頑張る人を支えられるよう汗をかいてきた」と振り返る。

 趣味らしい趣味はなく「強いて言えばいろんな人と会って語ること」。都城市内に妻と2人暮らし。69歳。

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