ホーム ひと

県中学校体育連盟会長に就任した 古木克浩(ふるき・かつひろ)さん

2019年5月5日
 中学校の体育や運動部活動を統括する重責を担う。宮崎市・大淀中の校長で、前の役職は県スポーツ振興課長。「授業を充実させ、将来にわたりスポーツに親しむ子どもを増やしたい」。体を動かす楽しさを多くの生徒に知ってもらうことが使命だと熱っぽく語る。

 練習のやり過ぎや教員の働き方改革などで国は昨年、部活動を原則、週休2日とするようガイドラインを示した。本県でも「量より質」へ転換期を迎えている。「これまでの『土日を惜しまず』を改め、さらに実のある部活動にすることが必要。指導者が科学的な練習方法を学ばなければならない」と力を込める。

 県スポーツ振興課には通算12年在籍。五輪や国体で活躍する選手を発掘する「ワールドアスリート発掘・育成プロジェクト」を立ち上げ、本県での2巡目国体(国民スポーツ大会に改称)誘致などに携わった。こうした経験を生かし、競技団体と各校指導者とのパイプ役となり、競技力向上に取り組みたい考えだ。

 少子化という現実も横たわる。日南や串間市内の学校で教え、バスケットボール部などで顧問も務める中、人数が足りず希望する部活動ができない生徒たちも見てきた。ただ、2校合同チームをつくることにも賛否があり、「地域の実情によって異なる。難しい問題」と知恵を絞る。

 日南市の自宅に妻を残し、宮崎市の実家から通勤する。「一番のリフレッシュ法」は、妻との映画鑑賞。ジャンルはこだわらず「落ち着いて鑑賞できる都城の映画館がお気に入り」と笑みを浮かべる。57歳。

このほかの記事

過去の記事(月別)