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JRA宮崎育成牧場長に就任した 渡邉 孝徳(わたなべ・たかのり)さん

2019年3月18日
 未来の競走馬を育成、調教する宮崎市のJRA宮崎育成牧場の場長に1日付で就任した。ポニーがいる場内の公園は市民の憩いの場となっており、「地域との交流を大切にして、より地域に愛される育成牧場を目指したい」と抱負を語る。

 東京競馬場のある東京都府中市出身で、幼い頃から競走馬に慣れ親しんだ。アスリートを支えるような仕事に就きたいと、日本体育大に進み、同時に夜間の専門学校にも通って柔道整復師の国家資格を取得した。

 JRAには、騎手養成に携わりたいとの思いを抱いて入会。しかし実際には事務方の部署を渡り歩くことになり、「大学時代に苦労して学んだことが全く生かせていない」と笑い飛ばす。前任は出向していた日本軽種馬協会(東京都)の生産対策部長で、競走馬の生産支援に奔走した。

 東日本大震災後に落ち込んだ競馬人気は、キタサンブラックの活躍などもあって回復基調にある。一方で同牧場からは、2001年に阪神ジュベナイルフィリーズを制したタムロチェリーを最後に、GIレース優勝馬は現れていない。「宮崎出身のGIホースが出てくれることが一番の願い。地元の皆さんの応援をお願いしたい」と話す。

 千葉県船橋市の自宅に妻と次男、三男を残して、単身赴任。初めて勤務する本県にはまだ不案内だが、愛車の大型バイク・ハーレーダビッドソンでの遠出を楽しみにしている。「御朱印帳を手に各地の神社を巡ったり、都井岬の在来馬を見に行ったりしたい」。55歳。

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