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県「みやざき文化力充実アドバイザー」に委嘱された 杉浦幹男(すぎうら・みきお)さん

2018年5月3日
 「アーツカウンシルのプログラムディレクター」。聞き慣れない肩書だが、文化、芸術団体で金銭の管理、調達や広報などの事務局体制を整える。「文化人たちが作品創作や公演活動に専念できるよう、持続可能な体制にしていくのが役割」。これまで約150の団体・事業で腕を振るい、文化、芸術の発展を下支えしてきた。

 東京都出身だが、こだわるのは地方での文化、芸術振興。これまで仕事をしてきたのも現在暮らす新潟市や岡山、沖縄県などだ。少子化、過疎化が進む地方にあって「芸術、文化の振興だけでなく、それを地域での教育、コミュニティー形成、そして経済に生かすことが大切」と説く。

 アドバイザーとして施策や人材育成の後押しを任されることになった本県については「神話があり、若山牧水を輩出するなど短歌も盛ん。歴史、文化が身近にある」と可能性を感じている。「地元の人が身近なものの価値に気付ける客観的な目を育んでほしい」と願う。

 2020年に本県初開催となる国民文化祭(国文祭)と全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)には「あと2年はあっという間。宮崎開催は今後の方向性をつくるもので、文化の関係者だけでなく県民皆が参加して浸透してほしい」。

 「芸術的なことはどうしても仕事になってしまう。食の話題は地域の人とのコミュニケーションに使える」と食べ歩きを息抜きにする。来県して早速食べたという地元のうどんに「麺が軟らかく細い、汁は甘く感じた」。47歳。

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