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県病院局長に就任した 桑山 秀彦(くわやま・ひでひこ)さん

2018年4月13日
 「現場を回り、皆の意見を聞きながら課題の把握や対応策の検討を進めたい」。県立3病院を統括する県病院局トップとして力むことなく抱負を語り、重責と真正面から向き合う。「高度で良質な医療の提供という役割と、健全な経営維持という面をうまく両立し運営することが重要。さらに医師や看護師らの人材確保も大きなテーマだ」

 3月末に退職するまで37年間の県庁生活は、主に総務、人事部門を歩んだが、病院局は県立病院課時代を含め3回、通算7年勤務し「自分を育ててもらった職場」。延岡、日南病院改築へぎりぎりまで続いた組合交渉、病院局設置に向けた作業、19年ぶりの黒字決算(2013年度)-など多くの節目に身を置いた。

 そして、特別職の局長任期4年の最終21年度には、再整備事業が進む新宮崎病院の開院が控える。災害医療や急性期医療機能の充実などを見据え「県議会や県民への丁寧な説明を心掛け、円滑な事業推進に努めたい」。

 病院局は予算や人員配置など自由度が高く、県組織にあって“小宇宙”と例える。「その分責任を伴うが、医療の充実や患者サービス向上、経営健全化につながることは積極的にチャレンジを」と部下に期待をかける。

 「聞き役に回る方」との性格の自己分析を踏まえ「人の話はしっかり聞いて、真摯(しんし)に誠実に対応していきたい」とモットーを語る。飾らない言葉から、懐深く穏やかな人柄がにじむ。

 バラを育てるのが楽しみの一つで「今春はつぼみがたくさんついた」。宮崎市内に妻と2人暮らし。60歳。

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