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都城市議会議長に就任した榎木智幸(えのき・ともゆき)さん

2018年3月2日
 1月にあった都城市議選の低投票率(43・46%)に「市民から市議会の存在が離れている」と危機感を募らせる。市議4期目、旧山之口町議も含めると議員生活23年で議長に就任した。今改選で定数が29人に減り「一人一人の責任が重くなった」と気を引き締める。

 「議長のうちにどうしてもやり遂げたい」と力を込めるのが、議員による政策提言。市議会には条例制定の原案づくりを担う議員立法審議会が設置されているが、いまだ実績はない。「市民に近い存在であるはずの議員が、住民の考えを市政に反映させる作業を怠ってきたのではないか。会派を超え、参加を呼び掛けたい」と誓う。

 山之口中を卒業後、石川県にある海員学校に入学。2年ほど商船会社に勤めた。地元に戻るきっかけとなったのが青年団活動。「こんなに楽しいことがあるのか」と活動にのめり込み、県青年団連絡協議会会長にも就いた。家業の瓦店を継ぎ、38歳で町議に初当選した。

 山之口町子ども会育成連絡協議会会長を務め、古里の良さを子どもたちに伝えようと尽力。過疎化が進む現状を憂い、県外にいる大学生の長男には「生まれ育った地で暮らしてほしい」と願う。

 「家庭がうまくいかないと、仕事もうまくいかない」と自らが作った「愛和」という言葉を大事にする。「議員活動ができるのは妻のおかげ」と感謝。誕生日や結婚記念日には花束を贈っている。

 趣味は農業。ビニールハウスや畑で、もち麦やごま、ニラなどを作る。都城市山之口町富吉に母や妻、三女と4人暮らし。61歳。

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