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2018ミス・ユニバース・ジャパン宮崎でグランプリに輝いた 児玉 彩夏(こだまあやか)さん

2018年1月21日
 女性の内面や外見の美しさを競うミス・ユニバース・ジャパン宮崎。応募前は「華やかな場に私なんかが」とためらったが、頂点の証しのティアラを頭上に輝かせ「今、ここに自分がいること自体に自信を持ちたい」と笑顔をはじけさせた。

 通っているジムの会員やアルバイトの面接者から相次いで促され出場を決意。「新しいことに挑戦したい」と郵便局をやめ、これからの自分を模索している時期だった。

 オーディションでファイナリストの13人に選ばれ、昨年10月から内面や外見を磨く「ビューティーキャンプ」に突入。飲食店のアルバイトにレッスンや座学でスケジュールはぎっしりだった。

 周囲からは「自信満々」と見られていたが「みんながどんどん美しくなる」。涙が毎日あふれ、「もっと笑えない?」と講師の指摘は大会前日まで続いた。

 ライバルは決戦会場に大勢招いたが、誰を呼ぶか考える余裕も失った。「行くのはパパだけでもいいじゃない。1位を目指すより、1位にふさわしい人間になりなさい」。中学時代から2人で暮らす父の秋二さん(51)は抱きしめてくれた。

 当日は吹っ切れた。コンプレックスの八重歯を隠さず、思いきり笑えた。似合わないと思っていた深紅のドレスに自分が追いつけた気がした。

 大会後に「おめでとう」と祝福してくれた戦友たち。「みんなの涙、努力、思いも背負い、夏の日本大会に臨む」と誓う。

 「こっちが緊張したわ」とあの日喜んだ父を思い出すと、今も瞳が潤む。宮崎市在住、25歳。

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