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第8回県市町村対抗駅伝市郡の部で優勝した宮崎市Aの監督 入船満(いりふね・みつる)さん

2018年1月9日
 「どの区間も安定して走ってくれた。予定通り」と話すように、チームは前評判通りの力で3連覇を達成。今回初めて監督として大会に臨み、重圧は少なからずあった。「引き継いだばかりで連覇も懸かっていたので、安堵(あんど)感はある」と笑みがこぼれた。

 鹿児島県伊集院町(現日置市)出身。順天堂大では4年連続で箱根駅伝に出場し、4年時には1区で区間賞を獲得するなど活躍した。2002年、実業団のカネボウへ。日本代表経験のある兄の敏さん(現カネボウコーチ)や、マラソン日本記録保持者の高岡寿成さん(同監督)らトップ選手としのぎを削り、6年後、もう一つの夢だった指導者の道を歩みだす。

 日章学園高駅伝部の監督に就き、今季で10年目。悲願の全国高校駅伝出場は、名門小林の高い壁に阻まれてきた。「苦しいことも多いが、選手が活躍したときの喜びも、現役時代とは全然違う」としみじみ話す。モットーは「速い選手ばかりではなく一生懸命頑張る子を育てたい」。自身が中高生のころ、練習は厳しいながらも和気あいあいとしていた。「走るのは単純できついけれど、その分達成感がある」。だから走ることを嫌いになってほしくない、3年間やって良かったと思ってもらいたい-。そんな思いが根底にある。

 妻の尚子さん、2人の子どもと宮崎市佐土原町に4人暮らし。「家のことは任せきりで…」と尚子さんには感謝が尽きない。保健体育科教諭。38歳となった今も170センチ、56キロの体形は、現役のころとほぼ変わらない。

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