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県青年団協議会の新会長に就任した 荒竹潤一(あらたけ・じゅんいち)さん

2017年5月2日
 県内13地区の青年団組織でつくる県青年団協議会のトップに就いた。会員減少により、宮崎市の団体が解散のため脱退するなど、取り巻く状況は厳しい。それでも「世代や職場を超えて交流できるのが青年団の良さ。未来に残すために力を注ぐ」。柔らかな口調に強い決意をにじませる。

 椎葉村出身、在住で、宮崎日大高を卒業後に広島大に進学した。だが「“勉学漬け”から解放され、自由になった反動で引きこもりの状態になった」。次第に足が遠のき、20歳の時に親から連れ戻される形で中退、帰郷した。1年ほどたち、地元の先輩らに青年団活動に誘われて交流会やイベントに顔を出すうち、「いつの間にか団員になっていた」と笑う。

 「引きこもりから脱して人前に出られるようになり、いろいろな人と出会えた。青年団がなければ今の自分はない」。自ら会長職に手を挙げたのも、自分を変えてくれた仲間たちに恩返ししようと思ったからだという。

 本年度のテーマは「和-協調そして挑戦」。楽しみながら新たな活動にも挑戦することで、多くの若者にその良さを知ってもらいたいと願う。

 具体的には、商工業や農業の若手でつくる団体と交流を拡大し、将来の入団にもつながる大学、高校生との接点づくりを挙げる。9月に開く県青年大会に向け、内容の見直しを進める考えだ。

 同村役場職員で、趣味はバレーボール。青年団活動を通じて知り合った妻・愛さん(26)と3年前に結婚し、2人の子にも恵まれた。「家族ができたのも青年団のおかげ」とはにかむ。31歳。

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