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県環境森林部長に就任、16年ぶりの女性部長となった 川野美奈子(かわの・みなこ)さん

2017年4月22日
 「男女区別なく活躍できる職場づくりは進むが『女性でも幹部になれる』と、他の女性職員たちのさらなる励みとなるため重責を感じている」。快活な表情と口調に、女性職員の模範になろうとする強い決意がみなぎる。

 環境森林部次長から同部長に1日付で昇任、女性としては16年ぶりの部長となった。

 長期低迷していた木材価格は上昇基調。中山間地域には追い風だが、伐採後の再造林や歯止めのきかない人口減少など、課題は山積している。

 特に力を入れたい施策に、再造林の促進にもつながる林業の担い手育成を挙げた。温暖な本県は木の成長が早く、県外より早く伐期が訪れる。植林、伐採、再造林の周期は短くなる。「本県が頑張り、再造林のモデルケースを作りたい」と語る。

 職員には「植林から伐採まで長期間かかるように、仕事は長いスパンを見据え、地道にやっていくように」と求める。

 九州大農学部を卒業後、1981(昭和56)年に入庁。統計課を振り出しに福祉や商工関係などの部署を経験した。中でも、15年ほど前に経験した山村対策室や山村・木材振興課での仕事は印象に残っている。

 中山間地域の人々と出会い、暮らしや文化を知ることで、宮崎市で生まれ育った自分とは違う物の見方や考え方が学べた。「自分の(固定化した)物差しを打ち破れた」と振り返る。

 自他共に認める県職員きっての酒豪で、気分転換は自宅での電子オルガン演奏。同市で元県職員の夫(60)と2人暮らし。58歳。

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