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本県で唯一、警察功労章を受章した県警生活安全企画課の警部補 竹内 正光(たけうちまさみつ)さん

2017年3月18日
 警察官人生の半分近い約20年間、生活安全部門の捜査に力を注いできた。真摯(しんし)な努力でストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)など、数多くの事件を解決した功績が認められ、今年の全国優秀警察職員表彰で本県からただ一人、警察功労章を受章した。

 延岡市出身。1978(昭和53)年に巡査を拝命。赴任した延岡、宮崎南、都城署のほか県警本部などで、少年犯罪やストーカー、DV捜査の第一線に立ってきた。「まずは被害者の話を聞き、信頼関係を早く築くことが大切」と話す。

 印象に残っている事件がある。約40年間、夫からの暴力被害に遭っていた女性に被害届を出すよう説得。女性は「私が面倒を見ないと駄目になる」「我慢すればいいの」と拒んだ。

 だが、娘にまで暴力が及んだため、女性の協力を得て夫を逮捕。救うことができた。「被害者から『相談して良かった』と言われることが一番。心の支えになっている」 スマホや会員制交流サイト(SNS)などが普及し、ネットの使い方次第ではストーカー行為をされてしまう時代。対応が遅れれば重大事案になりかねないため「今以上に相談に来やすい環境をつくりたい」と意気込む。

 朝は一番に出勤し、ストーカー・DV対策係長として、県内各署が受けた相談に全て目を通す。各署の担当職員へも適切な指導を行い、後輩の育成にも日々汗を流す。趣味は野球などのスポーツ観戦。宮崎市の自宅に妻(57)、愛犬1匹と暮らす。57歳。

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