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わけもんの主張で最優秀賞を受賞した 佐藤 敏隆(さとう・としたか)さん

2017年2月14日
 「まさか選ばれるとは思っていなかった。緊張せず、率直な今の思いを言えたのが評価されたのかな」。第11回わけもんの主張での最優秀賞受賞に謙遜しながら、はにかんだ。本業は西臼杵消防本部の消防士。「消防士は人を助ける仕事で、政治も一緒。それを伝えられたのが良かった」 消防士は、生まれ育った高千穂町で、父の消防団活動を見て目指すようになった。熊本県の救急救命士養成の専門学校を卒業後、地元に当時消防本部がなかったため、姉がいた広島市の消防局に就職。4年間働いたが、2015年に同本部ができたことで、Uターンすることになった。働ける場所がなく、古里を出て行かざるを得なかった自らの経験から「政治の重要性を感じた」という。

 意見発表では「地元民や地元出身者の意を形にできる政治の力で就職先をつくり、町を活性化しないと、ますます過疎化していく」と指摘。危機感をくみ、対策を具現化してくれる代表者を選挙で選ぶ大切さを説いた。

 広島では、豪雨による土石流で甚大な被害が出た土砂災害も経験、1週間家に帰らず人命救助に当たった。発表では熱い“消防士魂”をにじませつつ、「私たち若者が積極的に選挙に行って将来をつくり、未来の子どもたちが住みやすい町をつくっていかなければならない」と締めくくった。

 地元に戻ってからは、休日は釣り、サイクリングなどを満喫している。小学校時代から続けている野球では、草野球チームに所属、「西臼杵のイチロー」でならしている。27歳。高千穂町在住。

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