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子どもの貧困支援に奔走するSwing‐By代表 日永純治(ひえい・じゅんじ)さん

2017年1月23日
 社会問題化する「子どもの貧困」に取り組むようになったのは3年前。任意団体「Swing-By」を設立し、子どもたちの声に寄り添った支援を展開してきた。その分、支援方法は一律ではなく多彩。多分野の人々と会い、連携を深める。

 産官学民の連携組織「宮崎県の子どもの貧困に関する連携推進協議会」の準備に奔走し、昨年12月の発足式では5構成団体の一つとして調印した。「自分自身と環境の変化に驚いている。これまで福祉や教育に携わる経験もほとんどなかったのに」と、次々に訪れる出会いに感謝する。

 同協議会は、児童養護施設など社会的養護下にある子どもたちの就学支援を軸に、さまざまな支援プロジェクトに着手。大学進学者らに給付型奨学金を支給するほか、芸術体験やキャンプ体験など地域や学校を巻き込んだ活動になりそうだ。

 立教大文学部を卒業後、東京の人材関連会社に勤務。2004年から家業を継ぎコンビニエンスストアを経営する。体育会応援団副団長を経験した大学時代は「厳しい上下関係につらい合宿、やり通して学んだことは多かった。人を応援するには相当な努力が必要だし、努力の継続が自信にもなる」。15年5月からは同大学校友会副会長に就き、全国を飛び回る日々だ。

 「支援、救援、応援。人への手の差し伸べ方はいろいろあるが、応援がほかと決定的に違うのは相手のニーズを聞いてそれに『応える』こと。子どもの力と可能性を信じ、応援団精神を貫きたい」。妻と6歳の長男と宮崎市に暮らす。45歳。

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