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海外交流事業でルーマニアを訪問する振付家・ダンサー 豊福彬文(とよふく・あきふみ)さん

2015年10月1日
 本県を拠点に活動するコンテンポラリー・ダンス・ユニット「んまつーポス」のメンバー。国内外で続けてきた公演実績などが評価され、国際交流基金の地域リーダー・若者交流助成プログラムに本県初で選ばれた。68団体のうち採択23団体という狭き門。7日からのルーマニア訪問を前に、「出会い、新たな活動への展開が楽しみ」と期待を膨らませる。

 コンテンポラリー・ダンスに出合ったのは、宮崎大教育文化学部入学後。もともとサッカー少年で体育教師志望だったが、高橋るみ子准教授(舞踊学)に誘われ、ダンスの世界へ。「小さいころから体育はずっと1番で自信があった。なのに先輩たちのダンスがかっこよすぎた。負けん気に火が付いた」。先輩の児玉孝文(31)、みのわそうへい(29)さんは現在、共に活動する仲間だ。

 「んまつーポス」の創作するダンスは世界的に見てもユニーク。クラシック・バレエなどを基本にアートの境界線を探しながら創作するのが大半なら、「んまつーポス」は体育を切り口にしたダンス。走る、投げる、跳ぶ、打つ-といった動きを取り入れ、「軽快で明るく楽しい。南国宮崎ならではのダンス」と高い評価を得ている。

 そのダンスを武器に海外へ。2月にもルーマニアに滞在し、貧困家庭の子どもたちの芸術体験の現場を視察した。「引き続き、子どもたちの居場所づくりにダンスがどう貢献できるかを見てきたい」。福岡県久留米市出身。宮崎市に写真家の妻(27)と暮らす。26歳。
(文化部・高見公子)

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