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File#8 天岩戸温泉(高千穂町)
(2005年5月26日)
住民触れ合いの場「おう、今日は早かったの」「久しぶり、元気にしとったか」。農作業や会社勤めを終えた夕食前の一時、脱衣場では親しげな会話が交わされる。年間約6万人の利用者のうち、平日は約8割が地元の日帰り客だ。 高千穂町営で1994年に開業。高千穂町中心部近くにあり同じ泉源から湯を引く「高千穂温泉」に比べ、小さな湯船と施設は地元住民の憩いの場にうってつけだ。また、その適度な狭さは、観光客と住民の触れ合いを生んでいる。
濁りのない泉質は弱アルカリ性の単純泉で神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効用がある。浴場からは高千穂盆地を囲む山並みを一望。4月中旬から5月上旬には職員が植えた芝桜が、湯船につかりながら観賞できる。温泉館の周りには桜やシャクナゲ、アジサイも植栽され、四季折々、利用者の目を楽しませる。 敷地内には地域の村おこしグループが運営する「天岩戸温泉茶屋」があり、地鶏をふんだんに使ったうどんや温泉団子も人気を集めている。
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