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File#79 えびの温泉(えびの市)
(2006年10月5日)
地域住民憩いの場コンクリート製の外壁にトタン屋根。えびの市のえびの温泉は素朴な造りをしている。玄関に設置されているポストのような料金箱で入浴料を払い建物内に入る。浴室には浴槽が1つと3人分の洗い場がある。せっけんやシャンプー、ドライヤーは置いていない。
弱アルカリ性の単純温泉で少し茶色っぽく、肌触りが滑らか。1分間に15.9リットルくみ上げる温泉の温度は53度と高めで、いったん屋外のタンクにためて、出る量を調整しながら掛け流している。 初代経営者の大溝末次郎さん(故人)が水田を500メートルボーリングして1966(昭和41)年3月に創業した。現在は長男輝男さん(72)が二代目を務め、隣接して暮らす二女夫婦の坂下良治(64)、慶子(56)さんが管理している。 夕刻になると地域住民らが次々と訪れ、ワイワイガヤガヤと世間話に花を咲かせる。炊事場付きの休憩所も備え、素泊まり一泊2500円と安価なこともあり湯治客に根強い人気がある。
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