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File#19 玉泉館(えびの市)
(2005年8月11日)
泉質に美肌効果も黒の三角屋根と白壁、それにツタや松の緑色が視界に飛び込む。えびの市・京町温泉郷の旅館、玉泉(ぎょくせん)館は、しゃれたたたずまいを醸し出している。 男、女湯にそれぞれ、内湯のほか露天の釜風呂が2つずつ。また、「すっぽんぽん風呂」の名で知られる岩に覆われた洞窟(どうくつ)風呂、家族風呂がある。洞窟風呂は男女共用で、利用時は「入っております」と記した看板を立てる。
美肌効果があると言われるアルカリ性単純泉。320メートル地下から毎分140リットルポンプアップしてかけ流している。四代目支配人の黒松芳幸さん(30)は「小さな町にある、庶民的で気取らないお宿」と紹介する。 同館やえびの史談会によると、故黒松徳太郎氏が1915(大正4)年、当時の京町駅近くで温泉を掘削して開館。49(昭和24)年、9人の共同浴場として温泉を掘削し、今の場所に移った。68(同43)年のえびの地震で倒壊したが、85(同60)年に再建した。
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