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観光客減を懸念 えびの、小林

2011年2月2日
 新燃岳の入山規制が3キロから4キロに拡大された1日、えびの、小林地区の観光地に危機感が広がった。特に、観光客の多くが鹿児島県側から訪れるえびの高原にとって、県道ルートの規制は大きな痛手。見通しの立たない状況に、関係者の不安は募る。

 同日早朝の噴火を受け、鹿児島県の姶良伊佐地域振興局は、霧島市側からえびの高原に通じる県道を通行止めにした。鹿児島からのルートが断たれた格好となり、観光関係者らは「目に見えて人が減るだろう」と懸念を口にする。

 韓国岳や高千穂峰への入山も既に規制されており、登山客の減少は避けられない状況。隣接するアイススケート場が書き入れ時を迎える、えびの高原温泉ホテルの山崎峰雄支配人は「状況が予断を許さず歯がゆい。へたにPRもできない。霧島連山がジオパークに認定され、盛り上がりをみせていたのに」と八方ふさがりの状況に声を落とした。

 小林市では、ひなもりオートキャンプ場が新たな規制対象に。1月28日から臨時休業が続く同キャンプ場は、2月の予約もすべて断った。運営するひなもり台県民ふれあいの森の森木忠所長は「今は何もできない。一刻も早い終息を願いたい」と祈るように話した。

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