ひと

2010年08月27日

 「宮崎がんばろう!の合言葉をより多くの人と、より大きく叫びたい」。27〜28日、福岡市で開かれるチャリティーライブ「SONG FOR ♪MIYAZAKI」を企画した。

 サポートドラマーを務めるロックバンド「GLAY」の全国ツアーのため、6月に帰郷。宮崎市内の往来の少なさに衝撃を受けた。しかし、東京に戻ると普段と変わらないにぎやかな街並み。宮崎が隔離され、取り残されたように感じた。「故郷のため、何かやらなくちゃ」と居ても立ってもいられなくなった。

 音楽事務所などを通じて協力を呼び掛けた。すると、これまで共演したことのある西城秀樹、綾小路翔(気志団)さんをはじめ、「あいさつを交わした程度」の藤井フミヤ、布袋寅泰さんらが早速手を挙げ、グッズを提供。GLAYのボーカリストTERUさんに至っては、二つ返事で友情出演を引き受けてくれた。

 「口蹄疫からの早期復興を願う、ただクリーンな気持ちが伝わったんだろう。僕らは決して(宮崎を)見捨ててないよ、という思いを込めて(ライブを)成功させたい。人を喜ばせたり、勇気づけたりするのが音楽をやっている意味だから」

 11歳年上の兄の影響で、5歳からドラムをたたき始めた。赤江中、宮崎日大高卒。「中高時代、フェニックスジャズインに自転車で毎年通った。兄貴たちの場所取りのためだったけど、いい思い出です」。ひたすらドラムをたたき、音楽漬けだった故郷での日々に目を細めた。東京都在住、46歳。(文化部次長・高見公子)

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